レゴ社公認の商品化WEBサイト「EGO CUUSOO」において、ユーザーからの投票が規定数を獲得したことを受け、「はやぶさ」が商品化されることになった。価格は6615円。レゴジャパンから、3月1日に発売される。
一般ユーザーの提案者が投稿した、レゴブロックの「はやぶさ」モデルを元に、JAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)の監修のもと、デンマーク・レゴ本社のデザイナーが開発した。「はやぶさ」のイオンエンジン、小惑星探査ローバ「ミネルバ」、サンプラーホーン、再突入カプセル、太陽電池パドルなどがレゴブロックで再現されている。さらに惑星イトカワの表面も一部再現できるセットになっている。
「はやぶさ」プロジェクトマネージャーの川口淳一郎氏のレゴミニフィギュアも含まれるセットは全369ピース。完成モデルサイズは、高さ約23センチ、幅約30センチ、奥行約18センチ。セットにはパーツのほか90ページ以上にわたるブックレットも含まれている。
小惑星探査機「はやぶさ」のアイデアがLEGO CUUSOOに提案されたのは2011年1月25日のこと。投稿された日から64日で、商品化を検討する基準(当時)の1000票を集めた。これはLEGO CUUSOO 第1弾として商品化された「しんかい6500」を抜いて最速の記録となる。
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