“どうにかなった人とは、どうしようもないものをどうにかした人達のことである”(ニコニコ大百科より)
――ということで、ニコニコ動画に「どうにかなった人」タグがまたひとつ生まれました。音ゲーまとめサイト「まとめろぐ/,,・ω・,,ヽ」によると、アーケードゲーム「Dance Dance Revolution X2」で先日、3年半以上もの間フルコンボ(一度もミスをせずにすべての矢印を踏むこと)達成者が現れなかった超難関曲「PARANOiA 〜HADES〜(CHALLENGE DOUBLE)」で、ついに初のフルコンボが確認されたようです。
フルコンボを達成したのは、「DDR」シリーズのトッププレイヤーの1人・TAKASKE-氏で、動画の投稿も同氏によるもの。この曲がどれくらい難しいかは、TAKASKE-氏による動画説明文を読めば、シリーズを知らない人にも多少は伝わるのではと思います。
“SuperNOVA2での解禁からは約3年半以上も経ちました。DDRXで真・足神を目指していた頃、数え切れないくらい挫折と挑戦を繰り返しましたが結局は達成できずに悔しい気持ちのままDDRX2を迎えてしまいました。(中略)でも、それでも諦めず続けてきてようやくフルコンボを達成できたことが心から嬉しく自分の誇りに思います。”
……解禁から3年半以上! 調べてみたところ、この曲の初出は2007年稼働の「Dance Dance Revolution SuperNOVA2」。ただでさえ滝のような連打と、BPM300という超スピードがプレイヤーの体力を奪う高難度曲ですが、TAKASKE-氏が挑戦しているのは、さらにそれを難しくした「CHALLENGE」譜面(通称“鬼HADES”)、しかも1人で2人分のパネルを使用する「DOUBLE」モード。一応、当時からちらほらとクリア者はいたようですが、フルコンボ達成は今回が初めてのようです。
動画を見ると、もはや足の動きが速すぎて「ダンス」とは呼べない何かになっていますが、極まったゲームプレイはそれだけで人を魅了するもの。フルコンボ達成の瞬間には、思わずこちらもつられて感動してしまったほどでした。以下、動画に寄せられたコメントを抜粋。
なお、プレイ動画の方では画面がよく見えませんが、実際の譜面はこんな感じ。上記動画と併せて見ると、TAKASKE-氏のものすごさがよく分かります。
それにしても……踏めるかこんなもん!
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