あるときはタイプライター、またあるときはiPadの外付けキーボード――「USB Typewriter」は古式ゆかしいタイプライターにデジタルな要素を加えたデバイスです。
USB TypewriterはタイプライターにセンサーやUSBポートを取り付けており、普通のタイプライターとして紙に印字することもできますが、USBで接続すれば、PCやiPadの外付けキーボードとして使うことができます。打ち間違いを取り消せないのがタイプライターの困ったところですが、外付けキーボードとして使うときは間違っても取り消せるので安心。ノスタルジックな気分に浸りつつも、デジタル技術の恩恵を受けられるというおいしいデバイスです。
完成品は6万円弱(700ドル)で売られていますが、手持ちのタイプライターを改造する自作キットも6000円弱(74ドル)のお手頃価格で入手できます。公式サイトには画像付きの解説ページがあり、それほど難しくないようです。眠っているタイプライターをお持ちの方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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