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 10月4日に開幕した「CEATEC JAPAN 2011」のパイオニアブースでは、目の前の風景に拡張現実(AR)のナビゲーションを重ねて表示する次世代カーナビ「AR HEAD-UP DISPLAY」が参考出展されていた。

 ブースには大型ディスプレイと運転席を模した座席が設置され、座席のすぐ前にはバックミラーより一回り大きいサイズのARディスプレイが置かれている。大型ディスプレイに海外の街を運転している風景が映され、ARディスプレイに矢印や地図などのナビが表示される。ARディスプレイは透過タイプのため、風景の上にナビが重なって表示され、何も表示されていないときはそのまま風景が見える。

 実際に体験してみると、ARディスプレイの視野角は狭く、真正面からでないとナビを見ることができなかった。ナビの投影にはRGBレーザーを使っており、矢印や文字の色が背景とかぶることなくはっきり見ることができたが、ギラギラした感じで気が散ってしまう印象だった。

※撮影のためカメラをARディスプレイに近づけている。実際に運転者が見る状態とは異なる

 記者は普段の運転ではダッシュボード上のカーナビで地図を見ている。ARディスプレイは、運転中にカーナビ画面をチラ見しなくて済むのがのいいところだと思ったが、従来のカーナビとは違って、行き先を示す矢印が路面ではなく空中に表示されるため、どこで曲がるのかが分かりにくく、若干頼りなく感じた。この点は表示の仕方や音声による補助など、ソフトウェア側で改善する余地がありそうだ。

 周辺施設や渋滞に関する情報などを、運転中によそ見をせず見られる使い方が想像でき、実用化が楽しみだ。2012年に商品化が予定されている。来場者の注目度も高く、取材時は待ち時間が45分と案内されていた。

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