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 バックタッチスクリーンとかARとか、なんかPS Vitaっていろいろ新しい機能が付いてるみたいだけど、結局どういうことができるの……?

画像 PS Vitaの機能を活かしたミニゲームを30種類以上も収録

 ――という人は真っ先にこの「サワリ・マ・ク〜ル」を触ってみるといいだろう。バックタッチを使ってボール(のような生き物)を転がしたり、ジャイロセンサーを使って迷路のようなコースをふわふわと進んでいったり、AR機能を使って、現実の風景をバックに3Dシューティングが遊べたりと、とにかくPS Vitaの新機能を隅から隅まで味わい尽くせる、ユニークなミニゲーム集だ。1月の発表会では「Little Deviants」というタイトルで発表されており、そちらの名前でおぼえている人も多いかもしれない。

 今回プレイできたミニゲームは「ころがせ! デビアンツ」「たたいて! デビアンツ」「重力レース」「ボッツを撃て!」の4種類。いずれもバックタッチ、フロントタッチ、ジャイロ、AR(カメラ)といった機能を活用したものとなっており、「PS Vitaでどんなことができるのか」を分かりやすく体験することができる。

 遊んでみて面白かったのはやはり、1月の発表会でもフィーチャーされていた「ころがせ! デビアンツ」だ。バックタッチスクリーンに触れると、タッチした部分の地面がニョキッと盛り上がり、その傾斜を使ってデビアンツ(丸いコロコロとした生き物)を転がしていく。ジャマなロボットや仕掛けを避けながら、ゴール穴までデビアンツを導いてあげればステージクリアだ。

 バックタッチの欠点として「自分がどこをタッチしているか分かりにくい」という点があるのだが、このゲームの場合、思った場所をなかなかタッチできないもどかしさが逆に面白く、ついムキになって遊んでしまった。ほかの人のプレイを観察していると、なぜか体を傾けて遊んでいる人がやたら目に付いたのだが(※ジャイロセンサーは使いません)、それだけゲームに入り込んでいたということだろう。

 一方、「たたいて! デビアンツ」では逆に、思ったところをなかなかタッチできずイライラすることの方が多かった。これはいわゆる「もぐらたたき」で、窓から顔を出したデビアンツたちを、フロントタッチとバックタッチを使い分けながら叩いていくミニゲーム。デビアンツが正面を向いていたらフロントタッチ、後ろを向いていたらバックタッチ。間違って人間を叩いてしまうと制限時間が減ってしまう。

 叩いたデビアンツたちがニュルン、と押し出される感覚は楽しいのだが、バックタッチで狙った場所をピタリと叩くのはかなり難しい。一発で狙った場所をタッチさせるようなゲームには、バックタッチは向いていないのかもしれない。面白い機能であることは確かなので、使い方次第ということだろう。

 残りのゲームについても簡単に説明しておこう。「重力レース」は、本体を傾けながら洞窟のようなコースの中を飛んでいくレースゲーム。「ボッツを撃て!」は、ニンテンドー3DSの「顔シューティング」のような、いわゆるARシューティングゲームだ。

 どちらもジャイロセンサーとARを使ったお手本のようなミニゲームで、目新しさはないが無難な面白さといった印象。このへんはiPhoneアプリなどで同じようなゲームをいくつも遊んでいるので、個人的にはちょっと物足りなさを感じてしまった。ただ「ボッツを撃て!」では、背景として表示されるカメラの映像が、60フレームでヌルヌル動いているのにちょっとビックリした。

 各ミニゲームは4〜5分でサクッとプレイすることができ、獲得スコアに応じてゴールド、シルバー、ブロンズのメダルがもらえる仕組み。今回体験できたゲームは4種類だが、製品版では30種類ものミニゲームが収録予定とのこと。とりあえずPS Vitaでできることは全部体験してみたい! という人にはピッタリのタイトルと言えそうだ。

画像 「ころがせ! デビアンツ」。裏側から地面を「押し出す」感覚が楽しい
画像 「たたいて! デビアンツ」。窓から顔を出したデビアンツを、前から後ろから叩いていく
画像 「重力レース」。本体を傾けながら、プロペラのついたデビアンツを誘導していく

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(C)Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developedby Bigbig Studios.


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