以下の内容はhttps://nlab.itmedia.co.jp/gg/articles/1109/16/news066.htmlより取得しました。


 今やすっかりPS3を代表する人気シリーズとなった、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「アンチャーテッド」シリーズ。11月2日には最新作「砂漠に眠るアトランティス」がPS3で発売予定だが、PS Vitaの体験コーナーでは、主人公ネイトの若き日の冒険を描いたもうひとつのストーリー「地図なき冒険の始まり」がプレイ可能だ。

 今回出展されていた体験版では、燃え盛る山小屋から脱出するシーンと、その後敵の追っ手から逃げる銃撃戦のシーンがそれぞれ楽しめた。毎度毎度、世界中のいたるところでヒドい目に遭いまくっているネイトさんだが、その不運っぷりは今作でも健在のようだ。

 山小屋から脱出するシーンでは、敵こそ出ないものの、飛び移れそうな足場や手がかりを探して壁や柱を渡り継いでいく、シリーズおなじみのアスレチックアクションが楽しめた。燃えさかる炎によって突然床が崩れたり、時間が経つに連れて下の階がどんどん火の海に包まれていったりと、ダイナミックに変化するフィールドは「アンチャーテッド」シリーズのお約束だが、携帯機でもまったくその魅力が損なわれていないあたり、「さすがPS Vita!」とうならされた。

 無事に山小屋から脱出できても、ネイトさんの受難はまだまだ続く。小屋の外には銃を持ったガラの悪い敵がウロウロしており、奴らの包囲網を突破しなければ先へ進むことはできない。

 ここからはネイトさんも銃を使えるようになり、一転して激しい銃撃戦の様相を見せていく。○ボタンで近くの障害物に身を隠し、Rボタンで射撃。Lボタンを押せば障害物から身を乗り出し、さらに細かく狙いをつけることができる。基本的な操作は前作までと同じだが、PS Vita版ではジャイロセンサーを生かした、ユニークな操作方法も追加されている。

 それは「Lボタンで狙いをつけながら本体を動かすと、動かした方向に細かく照準を合わせられる」というもの。スタッフの人に言われるまで気づかなかったのだが、実際試してみると、なるほどこれは使いやすい! 本体の動きが画面の動きに直結しているので、ちょうど銃のスコープを覗いているような格好となり、没入感も高く、なおかつ細かい狙いもつけやすい。今後PS Vitaで発売されるFPS/TPSはすべてこの操作方法を採用してほしい、とマジメに思ってしまったほどだ。

 そのほか本作ならではの要素としては、イベントや接近戦など、様々な場面でタッチやフリック操作を求められるようになった点が挙げられる。――のだが、こちらはちょっとわずらわしく感じてしまった。道をふさぐカーテンをナタで切り裂いたり、パートナーを高台へと持ち上げたり、そのたびにいちいちボタンから指を離さなければならず、せっかくの集中が途切れてしまう。慣れれば気にならなくなるのかもしれないが……。

 とは言え、PS Vitaのスペックをフルに活かした美しいグラフィックや、刻一刻と変化していくフィールド、ジャイロセンサーの思わぬ活用方法など、PS Vitaの魅力をこれでもかと味わえる作品であることに疑いはないだろう。現時点では発売日未定とのことだが、まずはPS3版最新作をじっくりと味わいつつ、PS Vitaでヒドい目に遭うネイトさんを拝める日を楽しみに待ちたいところだ。

画像 相変わらず美しいグラフィック。携帯機とは思えないクオリティだ
画像 ジャイロセンサーを使った銃撃戦の快適さはぜひ実際に触って体験してほしい
画像 ちょっとでも手がかりがあればどこでも登っちゃうネイトさん

(C)Sony Computer Entertainment America LLC.

関連キーワード

PS Vita | 東京ゲームショウ2011 | ソニー・コンピュータエンタテインメント | アクションアドベンチャー


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.




以上の内容はhttps://nlab.itmedia.co.jp/gg/articles/1109/16/news066.htmlより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14