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カルトな人気を誇るロシアンFPS「METRO」シリーズ最新作「METRO LAST LIGHT」

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 まずは、核戦争により地上が汚染されたロシア・モスクワを舞台にしたホラーFPS「METRO2033」の続編、「METRO LAST LIGHT」の情報から。ロシアの作家ドミトリー・グルホフスキー氏の小説をベースにした前作とは異なり、本作は同氏がゲームオリジナルストーリーを制作したという。

 今回、ゲームを紹介してくれたのは、同作のスタジオコミュニケーションリード、ヒュー・ベイノン氏。PC版の「METRO LAST LIGHTS」の序盤らしきゲームシーンを見せてくれた。

 開発会社であるウクライナの4AGamesのゲームエンジン「4A Engine」が前作よりもさらにパワーアップした「光源処理」や「物理表現」を見てもらいたい、というベイノン氏の言葉通りゲーム内グラフィックのクオリティは息をのむほどの美しさ。地下道に灯されている電球の頼りない光や、列車に乗っているときに風に巻かれる荷物の動きなど、細かなところへのこだわりを感じさせる。

 ゲームシーンは、プレイヤーが地上からマンホールを使用して地下に潜り、地下組織らしき集団を倒しながら先へと進んでいくシーンと、演説を聞いている群衆をかきわけ、そこから脱出するシーンの2カット。プレイデモを見た限りでは非常に高い完成度に仕上がっており、FPSファンは要チェックの1本といえるだろう。

 「METRO LAST LIGHT」はプレイステーション 3、Xbox 360、PCのマルチプラットフォームで2012年に発売される予定。日本でのリリースは未定とのことだが、続報に期待したい。

画像 ゲームを実際にプレイしながら紹介してくれたTHQスタジオコミュニケーションリード、ヒュー・ベイノン氏

画像画像画像 ベイノン氏によるゲームプレイは、「電球を外して暗闇を作る」、「銃弾によって瓦礫ごしに敵を倒す」といったゲームエンジンのパワーを活かしたシチュエーションが存分に披露された

画像 後半のシーンで登場した、群衆のシーン。キャラクター1体1体が微妙に異なる格好をしているあたりにも作り込みの細やかさが感じられる

爽快なアクションが魅力の「DARKSIDERS 2」

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 日本ではKONAMIからローカライズされて発売されたアクションゲーム「DARKSIDERS」の続編となる「DARKSIDERS 2」もTHQメディアカンファレンスでお披露目となった。本作を紹介するのは、開発元のVIGIL GAMESのクリエイティブディレクターを務めるダニエル・アイザック氏。現代の人間界を舞台にしたストーリー展開だった前作と時間軸を同じく、天界と魔界の調和が崩れた際に降臨する四騎士の一人、「デス」の活躍をプレイムービーとともに解説してくれた。

 前作と同じ時間軸で展開する本作は、黙示録を起動させてしまった前作の主人公、四騎士の一人「ウォー」が滅亡させてしまった人類を復活させるため、そして人間界・天界・魔界の調和を取り戻すために「デス」が立ち上がる、というストーリー。

 ゲームはクォータービュースタイルのスタンダードな3Dアクションゲームだが、「デス」のモーションの機敏さ、攻撃アクションのテンポの良さが見ていて非常に気持ちよい。また、前作でもあった「アビスチェーン」のような、オブジェクトを引き寄せたり、一気に移動するようなモーションも見受けられた。

 アイザック氏が「2の最大の特徴として挙げられるのは、スケール、大きさです。前作よりもさらに巨大な敵キャラクターが登場しますし、全体的にゲームの規模が大きくなっています」という通り、登場するキャラクターのサイズが非常に大きく、よりエキサイティングなゲームプレイが可能になっているようだ。

画像 TシャツのセンスがステキなVIGIL GAMESのクリエイティブディレクターダニエル・アイザック氏

画像画像 前作とは異なり、ややスリムな印象を受ける主人公の「デス」。軽量級の格闘家のように、スピーディーな動きで敵を殲滅する

画像画像 登場するキャラクターのデザインは、社内のデザインチームや、X-MEN、Battle Chasersで知られるジョー マデュレイラ氏によるものだそうだ

よりハードに、そしてよりリスペクト度合いアップのセインツロウカンファレンスにヴァルハラゲームスタジオCTO板垣氏が登場

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 日本での発売が11月17日に決定している、オープンフィールドクライムアクション最新作「セインツロウ ザ・サード」のハンズオンプレビューでは、THQのグローバルマネジメントを担当しているバイスプレジデント、ケビン・クラフ氏によるプレゼンテーションが行われた。

 セインツロウ ザ・サードは「やりすぎなほどド派手なギャング間の抗争を楽しむことができる」とクラフ氏自らが語る通り、ハチャメチャなストーリー展開、とんでもない武器の数々が魅力のタイトル。本作では、空爆や、ディルドーバット、通行人を含め、ありとあらゆる人々の股間へのダイレクト攻撃など、前作よりもさらにワイルドなゲームプレイが実現している。

 今回のカンファレンスでは、今まで公開されていなかったサイバーパンクな敵対ギャング「デッカーズ」との戦闘が公開された。

 ハッカー集団のデッカーズのキーカラーは「黒に蛍光の青ライン」。このカラーセット、どこかで見たことがあるような気がする。というか、最近その続編が映画になったような気もするが、きっと気がついてはいけない何かだと思うので、そのままにしておこう……。と思っていたら、主人公たちは、「デッカーズ」のボス、マット・ミラーを追い込むため、サイバースペースへとダイブするシーンに展開。いろんなものをリスペクトしまくっているセインツロウの面目躍如といったところだろうか。

画像画像 相変わらずテンションの高いゲームプレイが魅力のセインツロウ ザ・サード。今回は登場するキャラクター、武器、乗り物など、すべてにおいてパワーアップしている

画像 なんとなくTR●Nっぽいような気がするサイバーパンクギャング団「デッカーズ」のメンバーたち。ローラーブレードにジェットハンマー(!)など、いままでにない攻撃スタイルを持ち合わせているようだ

画像 がっちりと握手を交わす両名。きさくに会話を交わすお二人を見ていると、両社の関係の良好さがうかがわれる

 爆笑に次ぐ爆笑のカンファレンスの最後に、クラフ氏が「この東京ゲームショウでもっともBADASS(スゲェ、イカした)な男は誰だ!」と会場に呼びかけると、ヴァルハラゲームスタジオCTO板垣氏が登場。同氏は、現在THQと「Devil's Third」を開発中だが、E3 2011で見かけた「セインツロウ ザ・サード」のトレイラームービーを見て以来、登場キャラクターの一人、「フィリップ・ローレン」に惚れ込んでしまい、ぜひとも吹き替えをやらせてほしいと頼み込んでいたそう。

 残念ながら本作は、日本語吹き替えの予定がなく、その夢は叶わなかったものの、メディアショウケースの10日前に「ゲームに板垣氏を出してもいいか?」というオファーがあったそう。それが、「板垣氏をセインツロウキャラクターで作ってみた」というもの。


画像 板垣氏がお気に入り、というヨーロッパ系シンジケートのボス、フィリップ。主な収入源は、銃器販売と違法エステだとか

画像 スクリーンに板垣氏のキャラクターが登場すると、会場はやんややんやの大騒ぎ。海外メディアをはじめ、板垣氏の人気を改めて感じさせる一幕となった

 会場では、実際にセインツロウの開発スタッフによるレクチャーつきのデモプレイコーナーが展開されており、スタッフ自らが「ここでボタンを押すとすげぇ技が出るんだ!」と楽しそうに説明していたのが印象的だった。日本での発売まで残り2カ月、非常に楽しみなタイトルのひとつだ。

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セインツ・ロウ | THQ | 東京ゲームショウ2011 | プレゼンテーション


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