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 30タイトル以上のPS Vita専用タイトルが試遊可能なソニー・コンピュータエンタテインメントブース。今回はその中から、「SIREN」シリーズの外山圭一郎氏がプロデューサーを務める、新感覚重力アクションゲーム「GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」(長い!)のプレイリポートをお届けする。

 今回出展されていたバージョンでは、本作の大きなポイントとなる「重力を使った移動」と、同じくポイントとなる「重力を使った戦闘」を主に体験することができた。

 物語は記憶を失った主人公キトゥンが、見知らぬ町に降り立つところからスタート。チュートリアルメッセージに従い、謎の黒猫を追いかけていくと、なぜか突然、ふわりとキトゥンの体が地面を離れ、無重力状態になってしまう……。

 一体なぜ自分にこんな力が突然備わったのか? 理由については一切説明されないものの、とにかくここから、本作のキモである「重力操作」が使用できるようになる。

 重力操作の方法はちょっと変わっていて、Rボタンを1回押すとその場で体が浮かび上がり、もう一度Rボタンを押すと、向いている方向にヒューッと「落ちて」いく。落下方向は右スティックで変えられるほか、ジャイロセンサーによりPS Vita本体を動かすことでも変更可能。そのまま建物の壁に着地すれば、それまで壁だったところが地面となり、天井に落ちれば、それまで地面だったところが天井になってしまう。慣れれば空を飛ぶように、自在に「落ちられる」ようになるが、目まぐるしく変化する重力の中をどこまでも落ちていく感覚は、頭の中をぐるぐるとかき回されるような、奇妙な気持ちよさがあった。

 そのまましばらく遊んでいると、やがて赤黒いモンスターが街中に現れるようになる。キトゥンの攻撃手段は、主に「キック」と「重力キック」の2種類。敵の近くで□ボタンを押せばキックとなり、さらに空中に浮かんだ状態で□ボタンを押せば、敵に向かって急降下しながら飛び蹴りを放つ「重力キック」となる。重力キックは落下距離が長いほど威力がアップする仕組みで、さらにボスクラスの敵は、弱点である「コア」をちゃんと狙わないとダメージを与えられないので、戦闘では「どこから、どんな角度で落下するか」が非常に重要。やみくもに突っ込んでもハネ返されてしまうが、逆にピンポイントで重力キックが決まった時の爽快感は格別だ。

 最初は「落下」の感覚にちょっと戸惑ったものの、ビルの壁を駆け上がり、壁を蹴ってふたたびまた空中へ飛び出す――といった独特の操作感覚は、ほかのゲームでは味わったことのないものだった。まさに「重力的眩暈」を存分に味わうことができる、唯一無二のタイトルと言えそうだ。

画像 キトゥンと同じく、重力操作能力を持つ謎の少女も
画像 天地がめまぐるしく入れ替わる感覚が気持ちいい
画像 舞台となる街は立体的で、存分に「落ちる」楽しさを味わえる

(C)Sony Computer Entertainment Inc.


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