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中国版「America's Army」との声も

 中国人民解放軍が6月20日にリリースした「光栄使命」というFPSが話題になっています。中国人民解放軍としては初のオリジナルゲームで、開発には中国ゲームメーカーのスタッフも顧問として参加しているとのこと。


 ゲーム内では、プレイヤーは人民解放軍に所属する兵士として「光栄使命」という名の仮想軍事訓練に参加。ゲームを通じて軍隊生活を体験してもらうことで、若い兵士たちの愛国心を養いつつ、兵士としての基礎知識を身に付けてもらおう――というのが開発目的のようです。ちなみにゲーム中の仮想敵はアメリカとなっていますが、後日軍の報道官がコメントしたところによれば、「特定の国との戦争を想定したものではない」そう。

 動画を見るかぎりではグラフィックもそこそこキレイで、他の海外ゲームなどと比較しても遜色ないレベル。1人用の訓練ミッションのほか、他のプレイヤーとチームに分かれて戦うマルチプレイモードも用意されており、FPSとしての基本的要素はきっちり押さえてあるようです。中国に限らず、ゲームを兵士の訓練や新兵勧誘に活用する試みはアメリカやイギリスなど各国でも行われていますが、今後はさらに加速化していくことになりそうです。


 以下、オマケとして代表的な「軍事目的で開発された/活用されているゲーム」を紹介。

America's Army(アメリカ陸軍)

 アメリカ陸軍が開発し、広報目的で無料配布しているFPS。2002年に最初のバージョンが公開され、現在は最新バージョンの「America's Army 3」がリリースされています。スタッフが実際に陸軍の訓練に参加して開発したというだけあって、リアルさを重視した作りになっているのが特徴。

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UrbanSim(アメリカ陸軍)

 カリフォルニア大学の研究チームが開発したシミュレーションゲーム。「シムシティ」風のインタフェースで、中東地域の治安回復および復興のシミュレーションを行うことができます。現在は士官候補生のトレーニングの一環として活用されているそう。


VBS2(イギリス陸軍)

 こちらはイギリス陸軍の軍事訓練用シミュレータで、Lite版は一般ユーザーにも無料で公開されています。特にアフガニスタンなど中東に派兵される兵士向けに作られており、実在する中東の街をかなり広範囲にわたって再現しているのが特徴となっています。


Start Thinking Soldier(イギリス陸軍)

 イギリス陸軍が新兵勧誘キャンペーン用に公開しているFlashゲーム。ブラウザ上でそのままプレイすることができ、スナイパーライフル訓練やジープ運転訓練、トンネル脱出ミッションなど6つのミニゲームでそれぞれスコアを競います。


Dubai Police SWAT

 正確に言えば「軍用」ではありませんが、こちらはドバイ警察のSWATトレーニング用シミュレータで、2010年の「Dubai World Game Expo」に出展されたもの。Cry Engine 3を使っているようで、美しい水の表現に特徴があります。

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