TVアニメ「シュタインズ・ゲート」の放送開始、さらに続編にあたる「シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん」の発表と、最近になって再び動きが活発になりつつある、5pb.×ニトロプラスの「シュタインズ・ゲート」シリーズ。筆者のまわりでも、アニメをきっかけに新しく興味を持ったという人がさっそく続出しています。
さて、今回はそんな「シュタインズ・ゲート」の小ネタをひとつ教えてもらったのでご紹介。ゲーム、アニメでもおなじみの「シュタインズ・ゲート」ロゴですが、よく見るとアルファベットの中にいくつかの数字が隠されているのに気付きましたか? 「なにそれ?」という人は、今からよーく探してみてください。
まず注目すべきは、4文字目の「i」の部分。「0.571024」という数字がタテに並んでいるのが分かりますよね。
すでにゲームを遊んだ人なら、この数字が何を表しているのかはすぐにピンと来たはず。あえて詳しくは説明しませんが、この数字は主人公・岡部倫太郎が作品中で「あること」をすると変化する「世界線変動率(ダイバージェンス)」という数値。「0.571024」という数字は、ゲーム開始時のダイバージェンスを表しています。
しかし、ナゾはこれで終わりではありません。よく見るとこれ以外にも、まだいくつかの数字が隠れているのに気付いたはず。ここでは数字が隠れている部分だけ抜き出して印を付けてみました。
なんと、まだ7つもの数字が隠れていました。これだけでは何の数字かよく分かりませんが、全部をつなげてみると……。
「1.048596」
そう、実は先ほどと同じく、こちらもダイバージェンスを表したもの。ただし、先ほどの数値が「ゲーム開始時」のものだったのに対し、こちらは「真のエンディング」時のダイバージェンス。つまり、最初からこのロゴの中には「ゲーム開始」から「真のエンディング」に至るまでの道のりが、あらかじめすべて刻まれていたというわけです。はっ、まさかこれも「運命石の扉(シュタインズ・ゲート)」の選択だというのか……?
この「ダイバージェンス」という数値、アニメではまだ登場していないものの、今後「シュタインズ・ゲート」の物語において非常に重要な意味を持ってくることになります。これからアニメで楽しむ人は、この数字がどこで、どのように出てくるのか、そしてどんな意味があるのかなど、あれこれ想像を巡らせながら見るとより楽しめるのではないでしょうか。
なお余談ですが、この「1.048596」という数字は、すでに公開中の「ロボティクス・ノーツ」(「カオスヘッド」「シュタインズ・ゲート」に続く科学アドベンチャーシリーズ第3弾)のティーザームービーの中にも、ほんの一瞬だけですが出てきています。果たしてこれが意味するところとは……? まだまだ今後も、「シュタインズ・ゲート」および科学アドベンチャーシリーズから目が離せないようです。
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