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SF映画を見ているよう

 以前この連載でも紹介した「Minecraft」という海外のゲームを憶えていますか? このゲームを使って、本当に使える16ビットコンピュータを作ってしまった動画が、海外ニュースサイト「Kotaku」で紹介され話題になっています(Kotaku.jpの翻訳記事はこちら)。「Minecraft」ってなんだっけ? という人はこちらの記事(12万人が課金する「アルファ版」ゲーム「Minecraft」って何だ!?)をどうぞ。

 正確に言うと、今回作られたのはコンピュータの中でも、四則演算や論理演算を担当する「ALU(演算論理装置)」と呼ばれる部分。パーツを組み合わせて自由に3次元空間をデザインできる「MineCraft」のエディット機能を使って、本物のALUとまったく同じ構造をゲーム内で再現してしまったというわけ。ゲームの中で見るとちょっとした街1個分くらいのマップ面積がありますが、実際の半導体の中には、これが超小型化されて搭載されているんですね。しかし、これだけのものを作り上げるのに一体どれくらいの時間がかかったのか……。

 詳しい仕組みについてはよく分かりませんが、網のように張り巡らされた「導火線」パーツがどうやら電気信号のかわりに計算処理を行う仕組みとなっている模様。動画のコメントを見ると、作者は次に「メモリー」の製作に挑戦する予定だそうで、このまま一個一個パーツを製作していけば、やがては本当にバーチャルなコンピュータがゲーム内で再現されてしまう日も訪れそうです。Kotaku.jpの翻訳記事によれば、作者は「完成のあかつきには『The Elements of Computing System: Building a Modern Computer from First Principles』という本に書かれているコードを実際に走らせてみたい」と語っているとのこと。

 関係ないですが、こんな風にコンピュータプログラムの中で現実世界が着々と再現されていくのを見ると「普段僕らが見ている現実世界もホントはコンピュータプログラムなんじゃないのか?」なんて考えたくなってしまうのは筆者だけでしょうか……。

様々なブロックを組み合わせて、自由にマップやモノをデザインできるのが「Minecraft」のウリですが、まさかこんなものまで作ってしまうとは……

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