海外のゲームファンを中心に、今「Minecraft」というゲームがひそかなブームを巻き起こしつつあるようです。
見た目はPS3の「3Dドットゲームヒーローズ」によく似ていますが、ゲーム内容はまったくの別モノ。とりあえず手っ取り早くどんなゲームか知りたいという人は、以下の画像をご覧ください。
――どうですか? なんとなく楽しそうな雰囲気が伝わってきたでしょうか?
実は「Minecraft」には、特にこれといった目的はありません。ゲームを開始すると、プレイヤーはランダムに生成されたフィールドのど真ん中にいきなり放り出されますが、ここで何をするかはすべてあなたの自由。
とりあえず世界の隅々まで探索してみるもよし、岩や崖を切り崩して自分だけの隠れ家を造ってみるもよし。時間さえかければ、上記画像のように大がかりな建物を造ったり、ドット絵アートを作ったりして楽しむことも可能というわけです。「ドラえもん」でよく、のび太やドラえもんたちが誰もいない土地を見つけてきては自分たちだけの王国を作ったりしていますが、プレイ感覚としてはあんな感じでしょうか。
この「Minecraft」、わずか数人のグループで開発されたものにもかかわらず、有料版にあたる「アルファ版」は現在約12万人が課金中。最新の統計を見ると、今でも1日あたり数千人のペースで課金ユーザーは増えているようで、まだまだ「Minecraft」の勢いが止まることはなさそうです。
ちなみに有料の「アルファ版」のほかにも、クリエイト部分にのみスポットを当てた「クラシック版」は公式サイト上にて無料公開中。こちらはブラウザから直接プレイすることができますので、興味がある方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。「クラシック版」で物足りなくなってきた人は、最新の「アルファ版」に登録すれば、さらにモンスターとの戦闘やアイテムの制作、他のプレイヤーとのマルチプレイなど様々な要素が解放されるとのことです。
なお気になる「アルファ版」の価格についてですが、αテスト中は10ユーロ(=約1100円)で販売中。正式版完成のあかつきには倍の20ユーロ(=約2200円)で販売予定とのことなので、今のうちに登録してしまうのもこの際アリかもしれません。
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