5月27日から6月6日にかけ、渋谷パルコ Part1の6階において、ゲームTシャツブランド「THE KING OF GAMES」のTシャツ展が行われています。
「THE KING OF GAMES」は、京都のデザインチーム「エディットモード」が2002年より展開しているブランドで、「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」といった任天堂作品のライセンスTシャツを日本で唯一扱っているTシャツブランドとしても知られています。今回のイベントは、同ブランドの誕生8(bit)周年を記念して開催されたもので、これまで発表された50種類以上の作品に加え、このイベント用に制作された新作や限定カラーTシャツなどを多数展示。これまで「THE KING OF GAMES」のTシャツは公式サイトでの通信販売が中心で、こうした形で商品を手にとって見ることができるのは今回がはじめてとのことです。
「京都のアパレルショップで働いていたころ、たまたま店を訪れてくれた任天堂の方が、『任天堂スペースワールド』のTシャツを着ていたんです。それがどうしても欲しくて、手に入らないのなら自分で企画を持ち込んで作ってしまおう――と思ったのがきっかけです」(エディットモード 江南匡晃氏)
デザインについてはすべて任天堂の監修済み。Tシャツを買うと付いてくる化粧箱も、当時のファミコンソフトのパッケージをそのまま再現してあるなど、ファミコン世代なら思わずニヤリとしてしまうようなこだわりも。もちろんTシャツ自体の品質もお墨付きで、製作にあたってはすべて一人の職人がひとつひとつ手作業でプリントしているそうです。平均価格は5000円前後とTシャツにしてはやや高めですが、「高いのにはちゃんと理由があるんです」と江南氏。
「Tシャツはすべて日本製で、品質にもこだわって製作しています。写真では伝わらないようなプリントのこだわりなど、ぜひこの機会に手にとって見ていただければと思います」(江南氏)。
営業時間は午前10時から午後9時までで、入場料は無料。会場でTシャツを購入すると特製の缶バッジがプレゼントされるほか、Twitterアカウント「@KOG_KYOTO」をフォローして来場すると、スーパーマリオの特製ステッカーがもらえるなどのキャンペーンも。見ているだけでも懐かしいファミコン時代の記憶が蘇ってくるような「THE KING OF GAMES」Tシャツ、この機会にぜひ間近で見てみてはいかがでしょうか。
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