リリースされるやいなや、たちまちApp Storeランキングのトップを独占しまくったiPhone/iPod touch用アプリ「ラブプラスiM/iR/iN」。最大の見どころはやはり、専用のマーカーを撮影することで現実の風景にキャラクターを重ねられるAR(拡張現実)カメラ機能ですが、さっそくこの機能を使ったユニークな「エクストリーム・ラブプラス」が各地で行われているようです。
中でも面白かったのが、文京区の印刷会社・共信印刷さん(@kyoshin_print)のチャレンジ。なんとB0サイズまで出力可能な業務用大判プリンタを使って、縦1メートル×横1メートルという超巨大ARマーカーを印刷してしまいました。画面に映るヒロインたちのサイズは、読み取ったマーカーの大きさがそのまま基準になります。ということは……!
ドーン! どうですかこの迫力! あまりに大きいのでそのままではフレームに収まりきらず、ビルの3階にのぼったり、車道の反対側までわざわざ移動したりしてようやく全身撮影に成功しています。@kyoshin_printさんのつぶやきによれば「ほぼ街灯と同じ高さ、10メートルくらい?」だそう。マーカーの図柄は3アプリ共通なので、アプリを変えればちゃんと愛花や凛子も大きく表示されます。こっ、これがARの力なのか……。
今回使用されたマーカーは1メートル×1メートルですが、もっとも大きなマーカーを用意すれば、これ以上の大きさも当然実現可能でしょう。ただし@kyoshin_printさんによれば、実際はあまりにマーカーが大きくても認識しにくいとのこと。今回も、少しでも逆光気味だったり、風でマーカーがあおられてしまったりすると認識エラーが出てしまい、撮影にはなかなか苦労させられたそうです。これからチャレンジする人は、そのあたりも考えてセッティングする必要がありそうですね。
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