日本最大のゲームの祭典「東京ゲームショウ」(以下、TGS)が今年も千葉県・幕張メッセにおいて開幕した。TGSは、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、 CESA)が主催し、9月24日から9月27日の期間中(9月24日と9月25日はビジネスデー、9月26日と9月27日は一般公開日)、各ゲームメーカーが今後発売、もしくは発売中のイチ押しゲームソフトなどを出展。基調講演やステージイベントなども行われる。
今年のゲームショウのテーマは「GAMEは、元気です。」――ゲームが世の中をもっと明るく楽しくする存在でありたいと、ビジネスデーと一般公開日の4日間でゲームの勢いをアピールする。「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)」のオフィシャルイベントとして、よりトレイドショーの意味合いを重視。来場者数が過去最高の19万4288人を記録した東京ゲームショウ2008と同規模の動員を見込んでいる。
出展予定社数は、180企業・団体。うち海外からは92企業・団体となっており、日本を含めて18の国・地域からの出展となる。出展総小間数は、1367小間となっている。今年の特徴としては、昨年のTGSでは110タイトルだった携帯電話をプラットフォームとするタイトルが、今年は168タイトルと大幅に増えている。
イベントステージでは、ビジネスデー初日となる本日、ゲームビジネス関係者を対象とした「TGSフォーラム基調講演」を開催。ソニー・コンピュータエンタテインメントの平井一夫代表取締役社長兼グループCEOが登壇するほか、2008年度を代表する優れた作品に贈る「日本ゲーム大賞2009」などが行われる予定だ。
今年は、12月17日に発売を予定しているスクウェア・エニックスのPS3用タイトル「ファイナルファンタジーXIII」(「ファイナルファンタジーXIII」12月17日発売決定)やセガのXbox 360用タイトル「BAYONETTA(ベヨネッタ)」、コーエーのWii用タイトル「戦国無双3」などのプレイアブルをはじめ、各メーカーが最新タイトルを出展。11月1日に発売が予定している新型PSP「PSPgo」もいち早く手にとることができる。会場限定のグッズも販売され、一般公開日には長蛇の列ができることが予想される。
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