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もしもの備えに、シリアスゲーム

「D-Moment巨大地震編」の公式サイト

 去る4月6日、イタリア中部地方を突如襲ったマグニチュード6.3の大地震。これを受け、スクウェア・エニックスと学研の合弁会社「SGラボ」は、同社のWindows用シリアスゲームD-Moment巨大地震編」の売上金額の一部を同地震の義援金にあてることを発表した。

 4月10日から5月31日までの期間中、Amazon.co.jpにて同ソフトを購入すると、その販売金額の20%が義援金として寄付される仕組み。シリアスゲームの開発を専門に行う同社らしい、ユニークな試みとして注目を集めそうだ。

 ところでこの「シリアスゲーム」という言葉、もしかすると今回のニュースではじめて耳にした――という人も多いのでは。元々は北米発祥の言葉で、一言で言うなら「娯楽目的ではなく、教育や医療などの分野に役立てる目的で開発されたゲーム」といったところ。北米ではシリアスゲーム専門の開発会社がすでに百社以上あり、すでに娯楽以外のさまざまな分野で、ゲームが活用されはじめていると言う。最近では日本でも、ニンテンドーDSを英語教育に取り入れるなどの動きが広がってきているが、これも一種のシリアスゲームと言えるだろう。ちなみにもっと詳しく知りたい人は、「ゲームとアカデミーの素敵なカンケイ(第3回)」を参考にしていただきたい。

 今回取り上げた「D-Moment巨大地震編」は、その名のとおり地震災害時における心構えや、対策方法を身につけることを目的に作られたシリアスゲーム。ゲームはテキストアドベンチャー形式で進行していき、それぞれ立場の異なる5人の主人公を通じて、大地震発生から12時間のサバイバルを描いていく。ゲーム中には、随所にプレイヤーの決断を迫るシーンや、地震発生時に役立つTIPSなどが挿入され、すべてのエンディングを見終わるころには地震に関する正しい知識が蓄積されているという流れ。

 価格も1575円(税込)と安く、もしもの時の備えとして、一度遊んでおいても損はないかもしれない。ブラウザ上でそのままプレイ可能な無料体験版も用意されているので、興味がある人はお試しを。

公式サイトでは、ゲーム序盤を収録した無料体験版もプレイ可能
エレベーターでの移動中、突然の大地震がプレイヤーを襲う
随所に挿入されるTIPSにもしっかり目を通しておこう

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