
私は完全分離型の二世帯住宅で暮らして12年になりますが、最近強く感じているのが「災害時の備えは一世帯とはまったく違う」ということですね。
普段は人数が多くて安心感があり、いざという時も助け合えるのが二世帯住宅の大きなメリットですが、その一方で災害時には、高齢の親世帯がいるので「できる限り防災対策はしておかなければならない」という意識もあります。(若い子世帯だけであれば、問題ないことも高齢の親世帯では問題になるケースが考えられるので)
だからこそ二世帯住宅では、人数が多い前提、高齢者がいる前提でしっかり備えることが何より重要です。
この記事では私の実体験をもとに、二世帯住宅で絶対に用意しておくべき防災グッズ10選を分かりやすく解説します。「とりあえず備えているつもり」の状態から、本当に使える防災対策へ見直すきっかけになれば幸いです。

👨🔧 この記事を書いた人
2012年にローコストハウスメーカーで完全分離型の二世帯住宅を新築。
生活歴12年のリアルな経験をもとに、家づくりのヒントや失敗談を発信しています。
「いかにして手の届く価格で新築住宅を検討するか」「ローコストで理想的な二世帯住宅とは」をテーマに日々研究。
価格・間取り・断熱・防音まで、実体験を交えながら徹底解説。
👨👩👧👦 一男一女の父(47歳)
🏠 二世帯住宅×ローコスト住宅の専門ブロガー
- ■二世帯住宅で必要な防災グッズ10選
- 1.保存水とは?普通の水との違い
- 2.非常食(長期保存)とは?普段の食品との違い
- 3.ポータブル電源とは?停電時の生活を支える「家庭用の予備電源」
- 4.カセットコンロとは?災害時に「火」を確保できる重要アイテム
- 5.簡易トイレとは?災害時に最優先で備えたい理由
- 6.防災リュック
- 7.懐中電灯・ランタン
- 8.毛布・防寒具
- ■この記事のまとめ
■二世帯住宅で必要な防災グッズ10選
| 順位 | 防災グッズ | 必要理由 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | 保存水(大量) | 人数が多く不足しやすい | 1人1日3L×7日分 |
| 2 | 非常食(長期保存) | 家族全員分必要 | 世帯ごとに分ける |
| 3 | ポータブル電源 | 停電時の生活維持 | スマホ・冷蔵庫対応 |
| 4 | カセットコンロ | 調理・湯沸かし | ボンベ多めに |
| 5 | 簡易トイレ | 断水時に必須 | 人数分×日数分 |
| 6 | 防災リュック(人数分) | 避難時に必要 | 各世帯に配置 |
| 7 | モバイルバッテリー | 通信手段確保 | 複数台用意 |
| 8 | 懐中電灯・ランタン | 夜間の安全確保 | 各階に設置 |
| 9 | 毛布・防寒具 | 停電・冬対策 | 人数分必須 |
上記の防災グッズは、一般的な家庭よりも人数が多い二世帯住宅だからこそ重要度が高い備えです。
特に大切なのは「量」と「分散」で、保存水や非常食は消費が早いため1人1日3L×7日分を目安に確保し、簡易トイレも1人1日5回分を基準に用意しておくと安心です。
また、停電時に備えたポータブル電源やモバイルバッテリーは家族全員の通信手段を支える重要な設備であり、防災リュックは世帯ごとに分けておくことで避難時の混乱を防げます。
さらに、懐中電灯やランタン、防寒具は各階・各世帯に分散配置しておくことで、いざという時にすぐ使える状態を作ることができます。

1.保存水とは?普通の水との違い

保存水とは、長期間保存できるように殺菌・充填・密封管理が徹底された飲料水のことです。
一見すると普通のミネラルウォーターと同じように見えますが、実は「保管前提で設計されているかどうか」が大きな違いです。
| 項目 | 保存水 | ミネラルウォーター |
|---|---|---|
| 賞味期限 | 5〜10年 | 1〜2年 |
| 用途 | 防災備蓄 | 日常飲用 |
| 品質管理 | 長期保存前提(無菌充填) | 通常流通 |
| 容器 | 厚手・遮光性が高い | 一般的なペットボトル |
災害対策として使うなら、必ず保存水を選ぶべきです。
防災用なら最低5年、できれば7〜10年保存できるものを選びましょう。保存水が長持ちするのは、単に「水が良い」からではありません。
- 無菌充填(クリーンルーム)
- 酸素混入を抑えたボトリング
- 紫外線・温度変化に強い容器
つまり、「水+容器+製造工程」すべてが長期保存仕様になっています。
■保存水の選び方【重要3ポイント】
- ① 保存期間 → 7年以上が理想
- ② 水質 → 軟水を選ぶ(飲みやすさ重視)
- ③ 容量 → 2L中心+500mlも併用
・2L → 家庭用・備蓄向き
・500ml → 持ち出し用・子供用
保存水おすすめ3選【比較表】
| 商品名 | 保存期間 | 容量 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| サントリー天然水 保存水 | 7年 | 500ml / 2L | 味・信頼性ともにトップクラス | ★★★★★ |
| 尾西の保存水 | 5年 | 500ml | 非常食との相性が良い | ★★★★☆ |
| 北アルプス保存水 | 7年 | 2L | コスパ最強・大量備蓄向き | ★★★★★ |
おすすめ① サントリー天然水 保存水
迷ったらこれを選べば間違いない、定番の保存水です。
- 7年保存可能
- クセがなく飲みやすい軟水
- 品質・ブランドともに安心
- 普段飲みと違和感がない
・初めて保存水を買う
・家族全員で使いたい
おすすめ② 尾西の保存水
非常食メーカーとして有名な尾西食品の保存水です。
- アルファ米との相性抜群
- 防災セットに最適
- 軽量で持ち出しやすい
・防災リュックを作る人
・非常食とまとめたい人
おすすめ③ 北アルプス保存水
コスパ重視ならこの保存水が非常に優秀です。
- 大容量で価格が安い
- 7年保存可能
- まとめ買いに最適
・家族が多い(二世帯住宅)
・とにかく量を確保したい
■二世帯住宅で必要な保存水の量
防災の基本は1人1日3Lです。
| 人数 | 必要量(3日) | 推奨量(7日) |
|---|---|---|
| 4人 | 36L | 84L |
| 6人 | 54L | 126L |
| 8人 | 72L | 168L |
二世帯住宅は人数が多いため、最低でも50L以上を目安に備蓄しましょう。
■まとめ
- 保存水は「長期保存専用の水」
- 最低5年、できれば7年以上を選ぶ
- 軟水+2L中心で備蓄する
- 二世帯住宅は100L以上が目安
水は最優先の防災対策です。特に二世帯住宅では、水不足=生活停止になります。
今すぐ最低限の備蓄を始めましょう。
2.非常食(長期保存)とは?普段の食品との違い

長期保存できる非常食とは、災害時に備えて5年以上保存可能な食品のことです。
普段食べているレトルト食品やカップ麺でもある程度の備蓄はできますが、防災用として考えるなら、やはり「長期保存前提で作られた非常食」を用意しておく方が安心です。
| 種類 | 保存期間 | 特徴 | 災害時の向き・不向き |
|---|---|---|---|
| アルファ米 | 5年 | 水やお湯で戻す主食 | ◎ 主食として優秀 |
| 缶詰パン | 3〜5年 | 開けてすぐ食べられる | ◎ 停電時でも食べやすい |
| レトルト食品 | 1〜2年 | 普段使い向け | △ 加熱前提が多い |
| 栄養補助食品 | 1〜5年 | 手軽にエネルギー補給できる | ○ 補助食として便利 |
防災用としては、最低でも5年保存できるものを選ぶのが基本です。
災害時は火や電気が使えない可能性があるため、水だけで食べられるものや、開けてすぐ食べられるものを優先して備蓄しておくのがおすすめです。
非常食は「長く置ける」だけでなく、停電・断水・ガス停止の中でも食べられるかが重要です。
■非常食の選び方|失敗しない4つのポイント
非常食は、ただ安いものを大量に買えばいいわけではありません。実際には、次の4つを意識すると失敗しにくいです。
- ① 保存期間が5年以上あること
管理の手間を減らすためにも、まずは長期保存できるものを選びましょう。 - ② 水だけ、またはそのまま食べられること
災害時はライフライン停止が想定されるため、調理不要のものが安心です。 - ③ 主食・おかず・甘い物を分けて備えること
ご飯だけでは飽きやすく、ストレスもたまりやすいです。味の変化が大切です。 - ④ 家族構成に合っていること
子供、高齢者、食の細い方がいる家庭は、柔らかさや食べやすさも重視しましょう。
非常食おすすめ3選【比較表】
| 商品名 | 保存期間 | 特徴 | 向いている人 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 尾西のアルファ米 | 5年 | 種類豊富・水だけOK | 主食をしっかり備えたい人 | ★★★★★ |
| パンの缶詰(ボローニャ) | 3年 | そのまま食べられる | 子供や甘い物が欲しい家庭 | ★★★★☆ |
| サタケ マジックライス | 5年 | 軽量で備蓄しやすい | 省スペースで備蓄したい人 | ★★★★★ |
おすすめ① 尾西のアルファ米
非常食の定番といえばこれ。圧倒的な信頼性があり、初めて備蓄する方にもおすすめしやすい商品です。
- 水またはお湯で調理可能
- 白米・わかめご飯・五目ご飯など種類豊富
- 5年保存可能
- 主食としての満足感が高い
非常時は精神的なストレスも大きいため、単なる栄養補給だけでなく、「ちゃんと食事をした感覚」が得られるかどうかも重要です。尾西のアルファ米はその点で非常に優秀です。
おすすめ② パンの缶詰(ボローニャ)
甘くて食べやすく、子供にも人気の非常食です。ご飯系だけだと飽きてしまうため、こうした「気分を変えられる非常食」があるとかなり助かります。
- 開けてすぐ食べられる
- 柔らかくて食べやすい
- 非常時のストレス軽減になる
- 朝食や軽食として使いやすい
特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、硬いもの・味の薄いものだけでは食が進まないことがあります。パンの缶詰はそうした場面で役立ちます。
おすすめ③ サタケ マジックライス
軽くてコンパクト、収納しやすい非常食です。備蓄スペースが限られる家庭や、人数が多い家庭でも管理しやすいのが魅力です。
- 軽量で収納しやすい
- 水だけでOK
- コスパが良い
- まとめ買いしやすい
二世帯住宅は人数が多く、非常食の量もどうしても増えます。そうなると、味だけでなく保管しやすさ・省スペース性も重要になります。
■非常食は「主食だけ」では足りない
非常食を考えるとき、ついご飯やパンなどの主食ばかりを備えがちですが、実際にはそれだけでは足りません。
- 主食:アルファ米、パン、クラッカー
- おかず:缶詰、レトルトおかず、煮物系
- 補助食:栄養バー、ゼリー飲料、ビスケット
- 気分転換用:甘い物、スープ、飲み物
災害時はストレスが大きく、同じ味ばかりだと食欲が落ちやすくなります。特に子供や高齢者がいる家庭では、「食べやすいもの」「好きな味」も必ず入れておくと安心です。
■非常食を食べるには水も必要
非常食だけをたくさん備えていても、水がなければ食べられないものも多いです。
例えばアルファ米やフリーズドライ食品は便利ですが、断水時には戻すための水が必要になります。そのため、非常食は必ず保存水とセットで考える必要があります。
| 非常食の種類 | 水の必要性 | 備蓄時のポイント |
|---|---|---|
| アルファ米 | 必要 | 保存水をセットで備える |
| 缶詰パン | 不要 | すぐ食べられて便利 |
| 栄養バー | 不要〜少量 | 補助食として便利 |
非常食を選ぶときは、「この食品を食べるのに水は必要か?」まで考えると失敗しにくいです。
二世帯住宅で必要な非常食の量
非常食は1人1日3食 × 3日分以上が基本です。
ただし、近年は大規模災害を想定して1週間分を目安に備蓄する考え方も一般的になっています。二世帯住宅のように人数が多い家庭では、3日分だけだと心もとないです。
| 人数 | 必要食数(3日分) | 推奨食数(7日分) |
|---|---|---|
| 4人 | 36食 | 84食 |
| 6人 | 54食 | 126食 |
| 8人 | 72食 | 168食 |
余裕を見て1週間分備蓄しておくと安心です。
人数が多いと「少し足りない」が大きな不足になります。大人の人数だけでなく、子供や高齢者も含めて計算することが大切です。
■ローリングストックとの違い
防災備蓄には、長期保存の非常食を置いておく方法と、普段食べる食品を少し多めに買って回していくローリングストックがあります。
| 備蓄方法 | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 長期保存非常食 | 5年以上保存でき、管理がラク | まず最低限の備えを作りたい家庭 |
| ローリングストック | 普段使いしながら補充する | 日常的に備蓄を回せる家庭 |
理想は、「長期保存非常食+ローリングストック」の両方を組み合わせることです。
つまり、まずは5年保存の非常食で土台を作り、そのうえでレトルト食品やお菓子、スープなどを日常的に回していく形がベストです。
■まとめ
非常食だけでは意味がありません。水がなければ食べられないものも多いです。
だからこそ、非常食は「何をどれだけ備えるか」だけでなく、どうやって食べるかまで考えて準備する必要があります。
- 5年以上保存できるものを選ぶ
- 水だけで食べられるもの、またはそのまま食べられるものを選ぶ
- 主食だけでなく、おかず・甘い物も入れる
- 家族人数分をしっかり確保する
- 保存水とセットで備蓄する
特に二世帯住宅では、備蓄不足=生活できないリスクになります。
3.ポータブル電源とは?停電時の生活を支える「家庭用の予備電源」

ポータブル電源とは、コンセントが使えない状況でも電気を供給できる大型バッテリーのことです。
モバイルバッテリーよりもはるかに容量が大きく、スマホだけでなく、照明・Wi-Fiルーター・冷蔵庫・電気毛布・扇風機などにも使えるのが大きな特徴です。
| 用途 | 使用例 | 停電時の重要度 |
|---|---|---|
| スマホ充電 | 家族全員の連絡手段を確保 | 非常に高い |
| 冷蔵庫 | 食品の傷みを防ぐ | 高い |
| 照明・Wi-Fi | 夜間の安全確保・情報収集 | 非常に高い |
| 電気毛布・扇風機 | 暑さ寒さ対策 | 高い |
停電時の「ライフライン維持」に直結する重要アイテムで、二世帯住宅のように人数が多い家庭ほど効果を実感しやすい防災グッズです。
二世帯住宅では、ポータブル電源はあると便利ではなく、停電時の生活レベルを大きく左右する備えです。
■WhとWの違い|ポータブル電源選びで一番大事なポイント
ポータブル電源を選ぶときに重要なのが、容量(Wh)と出力(W)の違いを理解することです。
| 項目 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 容量(Wh) | どれだけ長く使えるか | 1000Whなら100Wの家電を理論上約10時間 |
| 出力(W) | どんな家電を動かせるか | 1500Wなら高出力家電にも対応しやすい |
つまり、Whは「持久力」、Wは「パワー」です。
容量が大きくても出力が低いと使えない家電がありますし、出力が高くても容量が小さいとすぐに電池がなくなります。
■防災用ポータブル電源の選び方【失敗しない4ポイント】
- ① 容量は最低500Wh、できれば1000Wh以上
スマホや照明だけなら500Whクラスでも使えますが、冷蔵庫や通信機器まで考えるなら1000Wh以上あると安心です。 - ② 定格出力は1500W前後あると安心
電子レンジ、電気ケトル、ドライヤーなどは高出力のため、余裕のある出力が必要です。 - ③ バッテリーはリン酸鉄リチウム(LiFePO4 / LFP)がおすすめ
今回挙げている3機種はいずれもLFP系で、長寿命と安全性の面で防災用途と相性が良いです。 - ④ 充電速度・拡張性・アプリ管理も確認する
停電前に短時間で満充電へ近づけられるか、容量拡張できるか、残量をアプリで確認できるかは使い勝手に直結します。
■ポータブル電源で何がどれくらい使える?
実際の使用時間は家電の消費電力によって変わりますが、目安を知っておくと選びやすくなります。
| 機器 | 消費電力の目安 | 1000Whクラスの使い方イメージ |
|---|---|---|
| スマホ充電 | 約10〜20Wh/回 | 家族分を何度も充電しやすい |
| Wi-Fiルーター | 約10〜20W | 長時間維持しやすい |
| LED照明 | 約5〜20W | かなり長時間使いやすい |
| 冷蔵庫 | 稼働状況で変動 | 数時間〜半日程度の補助に有効 |
| 電気毛布 | 約40〜60W | 夜間の防寒対策に役立つ |
特に冷蔵庫は常時同じ電力で動くわけではないため、実使用時間は庫内容量や開閉頻度、周囲温度で大きく変わります。そのため、記事内では「数時間〜半日程度の補助」という書き方が実務的です。
ポータブル電源おすすめ3選【比較表】
| 商品名 | 容量 | 定格出力 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| EcoFlow DELTA 2 | 1024Wh | 高出力クラス | 高速充電・拡張対応・バランス最強 | ★★★★★ |
| Jackery 1000 Plus | 1264Wh | 2000W | 大容量・高出力・拡張性が高い | ★★★★★ |
| Anker Solix C1000 | 1056Wh | 1800W | 急速充電・高性能・価格バランス良好 | ★★★★★ |
おすすめ① EcoFlow DELTA 2
性能・使いやすさともにトップクラスの人気モデルです。容量は1024Whクラスで、LFP電池、拡張バッテリー対応、高速AC充電が大きな魅力です。メーカーは日常使用で約10年相当、3000回超の充放電サイクルを案内しています。
- 1024Whクラスで防災にも普段使いにも向く
- 高速充電に対応
- 拡張バッテリー対応で後から強化できる
- LFP採用で長寿命
おすすめ② Jackery 1000 Plus
アウトドア・防災どちらでも使える大容量モデルです。1264Whの容量に加え、2000W出力、LFP電池、容量拡張対応が大きな強みです。メーカー公式では最大5kWhまでの拡張に対応すると案内されています。
- 1264Whの大容量
- 2000W出力で使える家電の幅が広い
- 拡張可能で長時間停電にも備えやすい
- ブランド力が高く安心感がある
おすすめ③ Anker Solix C1000
コスパと性能のバランスが優れたモデルです。1056Wh容量、1800W出力、LFP採用に加え、メーカーは43分で80%、1時間未満でフル充電級の急速充電を案内しています。アプリ連携もあり、初めての1台としても扱いやすいです。
- 1056Whで防災用途に十分な容量
- 1800W出力で高出力家電にも比較的対応しやすい
- 急速充電対応
- 価格と性能のバランスが良い
■二世帯住宅で必要な容量目安
二世帯住宅では、停電時に使いたい機器が1世帯住宅より増えやすいため、500Whクラスだと物足りなくなりやすいです。
| 用途 | 必要容量の目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| スマホ・照明のみ | 500Wh前後 | 最低限の連絡・明かり確保 |
| 冷蔵庫+通信機器 | 1000Wh以上 | 停電時の生活維持の基本 |
| 家電を複数使用 | 1500Wh以上 | 人数が多い家庭・長時間停電向け |
二世帯住宅なら1000Wh以上は必須レベルです。さらに安心を求めるなら、1000Wh級を2台持つ、または拡張バッテリー対応機を選ぶ考え方も有効です。
■ポータブル電源を防災で使うならソーラーパネルも相性が良い
ポータブル電源は本体だけでも便利ですが、停電が長引く場合は再充電できる手段があると安心感が大きく変わります。
そのため、防災重視ならソーラーパネル対応モデルを選ぶのがおすすめです。今回の3機種はいずれも拡張性や再充電面が強く、防災用途との相性が良いモデルです。
■まとめ
- 容量は1000Wh以上がおすすめ
- 出力は1500W以上あると安心
- リン酸鉄リチウム電池を選ぶ
- 信頼できるメーカーを選ぶ
- 二世帯住宅は「少し大きめ」を選んだ方が後悔しにくい
特に二世帯住宅では、停電=生活停止になるリスクがあります。
冷蔵庫、通信機器、照明、スマホ充電が維持できるだけでも、災害時のストレスは大きく変わります。
防災目的なら、最初から1000Whクラスを選んだ方が満足しやすいです。
4.カセットコンロとは?災害時に「火」を確保できる重要アイテム

カセットコンロは、停電・断水時でも火を使える貴重な調理手段です。
災害時は電気が止まるだけでなく、電子レンジやIH、電気ケトルなども使えなくなる可能性があります。そんな時でも、カセットコンロがあればお湯を沸かす・温める・簡単な調理をすることができます。
| できること | 具体例 | 災害時のメリット |
|---|---|---|
| お湯を沸かす | カップ麺・アルファ米・スープ | 最低限の食事を確保しやすい |
| 簡単な調理 | レトルト・炒め物・鍋 | 食事の満足度が大きく上がる |
| 温かい食事を作る | 味噌汁・雑炊・鍋料理 | 精神的ストレスの軽減につながる |
「食べられる」だけでなく「温かく食べられる」ことが重要です。災害時は不安やストレスが大きいため、温かい食事があるだけで安心感がまるで違います。
カセットコンロは、単なる調理器具ではなく、停電時の生活の質を守る防災アイテムです。
■カセットコンロの選び方|失敗しない4つのポイント
防災用として選ぶなら、安いだけで決めるのではなく、次のポイントを見ておくと失敗しにくいです。
- ① 火力は3.0kW以上が目安
お湯を素早く沸かしたり、鍋やフライパン調理をするなら、ある程度の火力が必要です。日常使いも兼ねるなら3.0kW以上あると使いやすいです。 - ② 風に強いモデルが安心
換気中や屋外、半屋外で使うことも考えると、風防機能のあるモデルが便利です。 - ③ ボンベの入手しやすさも重要
災害時は本体よりもボンベの確保が重要になります。一般的なカセットボンベが使えるモデルの方が安心です。 - ④ 普段から使いやすいこと
防災専用品としてしまい込むより、鍋・焼肉・卓上調理などで普段から使える方が、いざという時にも慣れていて安心です。
カセットコンロおすすめ3選【比較表】
| 商品名 | 火力 | 特徴 | 向いている人 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| イワタニ タフまる | 3.3kW | 風に強くアウトドア対応 | 防災もアウトドアも重視したい人 | ★★★★★ |
| イワタニ やきまるⅡ | 2.1kW | 煙が少なく室内向き | 普段使いも重視したい人 | ★★★★☆ |
| ニチネン マイコンロ | 3.5kW | コスパ良し | 価格重視・複数台備えたい人 | ★★★★★ |
おすすめ① イワタニ タフまる
防災・アウトドア兼用で最強クラスのカセットコンロです。風に強い構造で、停電時や換気しながらの使用にも向いています。
- 風に強いダブル風防ユニット
- 高火力3.3kW
- 専用ケース付きで持ち運びやすい
- 鍋や湯沸かしにも使いやすい
防災用に1台しっかり備えるなら、非常に安心感のあるモデルです。屋内外どちらでも使いやすく、汎用性が高いのが魅力です。
おすすめ② イワタニ やきまるⅡ
室内でも使いやすい人気モデルです。焼肉向けの印象が強いですが、普段使いのしやすさという意味ではかなり優秀です。
- 煙を抑える構造
- 家庭で使いやすい設計
- 焼肉にも最適
- 日常使いしやすく慣れやすい
防災専用というより、普段から使いながら備えるスタイルに向いています。使い慣れた道具は非常時にも安心です。
おすすめ③ ニチネン マイコンロ
コスパ重視ならこのモデルです。高火力で価格も抑えやすく、複数台備えたい家庭にも向いています。
- 価格が安い
- 火力が強い
- シンプルで使いやすい
- 予備用としても備えやすい
二世帯住宅では、1台だけでは調理が回らない場面もあります。そうした意味でも、コスパの良いモデルを複数台持っておく考え方はかなり実用的です。
■カセットコンロがあると非常食の満足度が大きく変わる
保存水や非常食を備えていても、冷たいまま食べ続けるのはかなりつらいです。
カセットコンロがあれば、
- アルファ米をしっかり戻せる
- スープや味噌汁を作れる
- レトルト食品を温められる
- 鍋でまとめて家族分を作れる
といったことができ、災害時の食事の質が一気に上がります。
非常食は「食べられる」だけでは不十分です。温かい食事にできるかで、満足度も安心感も大きく変わります。
■ガスボンベは何本必要?
カセットボンベ1本で約60分使用できます。
ただし、火力を強く使うか弱火中心で使うか、湯沸かし中心か鍋調理中心かによって使用時間は変わります。防災用としては、少なめに考えるより余裕を持って備える方が安心です。
| 人数 | 必要本数(3日分) | 推奨本数(1週間分) |
|---|---|---|
| 4人 | 6〜9本 | 12〜18本 |
| 6人 | 9〜12本 | 18〜24本 |
| 8人 | 12〜15本 | 24〜30本 |
二世帯住宅なら最低10本以上、できれば1週間分を目安に備蓄しておくと安心です。
■二世帯住宅でカセットコンロが重要な理由
二世帯住宅では人数が多いため、食事の準備量も増えます。電子レンジやIHが止まった時、火を使える手段がないと一気に不便になります。
- 家族人数が多く、お湯や食事の量が多い
- 高齢者や子供がいると温かい食事の必要性が高い
- 1台だけだと調理が追いつかない場合もある
そのため、二世帯住宅ではカセットコンロ1台+予備1台、または本体1台+ボンベ多め備蓄を考えておくと実用的です。
人数が多い家庭ほど、本体よりもボンベ不足が起きやすいです。コンロ本体だけで安心しないことが大切です。
■安全に使うための注意点
カセットコンロは便利ですが、災害時でも安全に使うことが重要です。
- 必ず換気しながら使う
- 室内で長時間連続使用しない
- 大きすぎる鍋や鉄板を使わない
- ボンベは高温になる場所に置かない
特に停電時は換気扇が使えないこともあるため、窓を開けるなどして空気の流れを確保しましょう。
■まとめ
カセットコンロは、災害時の「食の質」を大きく変えるアイテムです。
- 火力は3.0kW以上を目安に選ぶ
- 風に強いモデルを選ぶと安心
- 本体だけでなくボンベもセットで備蓄する
- 二世帯住宅は1週間分を意識して多めに備える
特に二世帯住宅では、食事の確保=生活維持に直結します。
5.簡易トイレとは?災害時に最優先で備えたい理由

災害時は水が使えないため、通常のトイレが使えなくなる可能性があります。
特に断水や停電、下水道の停止が起こると、見た目は使えそうでも実際には安全に流せないケースがあります。
| 状況 | 問題 | 起こりやすいリスク |
|---|---|---|
| 断水 | 水が流せない | 排泄物が残り、悪臭や不衛生につながる |
| 停電 | ポンプが動かない | マンション・一部住宅で排水できない場合がある |
| 下水停止 | 逆流の危険あり | 無理に流すとトイレが使えなくなる可能性がある |
トイレ問題は「我慢できない」=最優先対策です。
内閣府などの案内では、災害時にトイレを我慢することで脱水や体調悪化につながるおそれがあるとされており、平時からの備蓄が重要とされています。成人の平均排泄回数は1日5回、備蓄目安は1人あたり1週間で35回分です。
簡易トイレは後回しにされがちですが、実際には保存水や非常食と同じくらい重要な防災備蓄です。
■簡易トイレの選び方|失敗しない4つのポイント
- ① 凝固剤タイプを選ぶ
排泄物を素早く固めて処理しやすくするタイプが基本です。現在の主流はこのタイプです。 - ② 防臭・消臭性能を重視する
長期間使用する可能性があるため、臭い対策は非常に重要です。BOSは防臭袋を特徴としており、アイリス系も消臭効果をうたっています。 - ③ 保管年数を確認する
長期備蓄するなら、10年〜15年保管対応の製品が管理しやすいです。トイレの女神PREMIUMは15年保管をうたっています。 - ④ 回数は「人数×日数」で考える
1人1日5回を目安に、家族人数分をしっかり確保することが大切です。
簡易トイレおすすめ3選【比較表】
| 商品名 | 回数 | 特徴 | 向いている人 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| BOS 非常用トイレセット | 50回 | 防臭力が強い | 臭い対策を最重視したい人 | ★★★★★ |
| トイレの女神PREMIUM | 100回 | 大容量・15年保管対応 | 家族が多い家庭 | ★★★★★ |
| アイリスオーヤマ 緊急簡易トイレ | 60回 | 消臭タイプで備えやすい | コスパ重視・初めて備える人 | ★★★★☆ |
① BOS 非常用トイレセット
とにかく臭い対策重視ならこれ一択です。公式情報では、1回分ごとに防臭袋BOS・凝固剤・汚物袋がセットになっています。50回分は書籍サイズで保管しやすい点も特徴です。
- 防臭袋BOS付き
- 臭い漏れ対策を重視しやすい
- 50回分でも比較的コンパクト
- 長期備蓄向き
おすすめ② トイレの女神PREMIUM
家族が多い家庭に向く大容量タイプです。100回分のセットがあり、15年保管対応・日本製・取り付け約20秒とうたわれています。処理袋なども含めた大容量セットとして備えやすいです。
- 100回分で安心感がある
- 15年保管対応
- 大人数家庭の備蓄に向く
- 二世帯住宅とも相性が良い
おすすめ③ アイリスオーヤマ 簡易トイレ
コスパ重視なら候補に入れやすいモデルです。アイリス系の非常用トイレは、消臭効果・可燃ごみで処理しやすい仕様を訴求しており、60回分の商品も確認できます。凝固剤単体では15年保管対応の商品もあります。
- 価格を抑えやすい
- 必要十分な性能
- 60回分で備えやすい
- 初心者向け
■簡易トイレは何回分必要?
備蓄目安は、1人1日5回です。内閣府・経産省では1週間で1人35回分を推奨しています。
| 人数 | 必要回数(3日分) | 推奨回数(1週間分) |
|---|---|---|
| 4人 | 60回 | 140回 |
| 6人 | 90回 | 210回 |
| 8人 | 120回 | 280回 |
余裕を見て1週間分を目安に備蓄するのがおすすめです。特に人数の多い家庭では、3日分だけでは足りなくなりやすいです。
■二世帯住宅で簡易トイレが特に重要な理由
二世帯住宅は人数が多いため、トイレの回数が一気に増えます。しかも、子供や高齢者がいる家庭では我慢が難しく、トイレ問題が生活全体のストレスに直結します。
- 人数が多く、消費回数が多い
- 高齢者や子供は我慢しづらい
- 夜間や寒い時期はトイレ環境の悪化がつらい
- 臭い対策の重要度が高い
二世帯住宅では、50回・60回セット1箱では足りないことが多いです。最初から複数箱で考える方が安心です。
■簡易トイレを備えるときに一緒に揃えたい物
- 使い捨て手袋
- ウェットティッシュ
- 消臭袋・防臭袋
- 目隠し用の簡易ポンチョやパーテーション
- ゴミ保管用の大きめ袋
簡易トイレは本体だけでなく、処理・衛生・臭い対策までセットで考えると、実際に使う時の負担がかなり減ります。
■まとめ
簡易トイレは、災害時の「生活の質」を守るために必須のアイテムです。
- 凝固剤タイプを選ぶ
- 消臭・防臭性能を重視する
- 1人1日5回を目安に必要回数を計算する
- できれば1週間分を備蓄する
- 二世帯住宅は最初から多めに備える
特に二世帯住宅では、トイレ不足=深刻なストレスになります。
6.防災リュック

防災リュックとは、災害時に必要な物をひとまとめにして、すぐ持ち出せる状態にしておく避難用リュックのことです。
地震・台風・豪雨などで自宅にいられなくなった時、必要な物をその場で集めるのはほぼ不可能です。だからこそ、防災リュックは「避難の初動を早くするための備え」として非常に重要です。防災セットには、ライト、携帯トイレ、保存水、アルファ化米、レインポンチョ、スマホ充電関連などを含む商品が多く、実際にアイリスオーヤマの40点セットにもこうした内容が含まれています。
| できること | 具体例 |
|---|---|
| すぐ避難できる | 必要最低限の物をまとめて持ち出せる |
| 初日の生活を支える | 水・食料・ライト・簡易トイレなどを確保 |
| 情報・安全確保 | スマホ充電、ホイッスル、レインポンチョなど |
「備蓄」と「持ち出し」は別で考えるのが基本です。保存水や非常食を家に大量備蓄していても、避難所へ移動する時に全部は持って行けません。防災リュックは、あくまで避難時にすぐ持ち出す最小限セットとして準備しておくのがポイントです。
- 両手が空くリュック型を選ぶ
- 重すぎないセットを選ぶ
- 水・食料・ライト・トイレなど最低限が入っているものを選ぶ
防災リュックおすすめ3選【比較表】
| 商品名 | 点数 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| アイリスオーヤマ 防災セット 1人用 40点 | 40点 | 食品付きでバランスが良い | ★★★★★ |
| 山善 防災バッグ 30点セット(防水リュック) | 30点 | 防水リュックで水害にも強い | ★★★★★ |
| 山善 リュック&キャリー型 防災バッグ 30点セット | 30点 | 重くても運びやすい | ★★★★☆ |
おすすめ① アイリスオーヤマ 防災セット 1人用 40点
内容のバランスを重視するなら、かなり完成度の高い防災リュックです。公式・販売ページでは、リュック容量は約26L、合計40点で、保存水500mL×3本、アルファ化米、レトルト食品、懐中電灯ランタン、携帯トイレ、ウォータータンク、防水スマホ袋などが含まれています。
- 食品付きで初動対応しやすい
- 保存水・アルファ米・レトルト食品入り
- ライト、トイレ、給水バッグなど基本装備が揃う
- 1人用としてかなりバランスが良い
おすすめ② 山善 防災バッグ 30点セット(防水リュック)
防水タイプのリュックを採用しているのが大きな特徴です。山善の公式商品情報では、防水リュック12Lに、ライト、ホイッスル、携帯トイレ3回分、給水バッグ5L、防水スマホケース、レインポンチョ、スマホ充電器など30点が入っています。台風や豪雨など、水濡れが気になる災害とも相性が良いです。
- 防水リュックで水害時にも安心感がある
- 必要最低限をコンパクトにまとめやすい
- 給水バッグやスマホケースも入っている
- 屋外避難を意識する人に向く
おすすめ③ 山善 リュック&キャリー型 防災バッグ 30点セット
荷物を背負うだけでなく、キャリーとしても運べるのが特徴です。山善の公式情報では、リュックサイズは幅34×奥行27×高さ43cmで、キャリー付きのため、重い荷物でも移動しやすい設計です。特に家族分を一時的にまとめて運びたい時や、高齢者がいる家庭ではメリットがあります。
- キャリー付きで重さ対策がしやすい
- 避難時の移動負担を減らしやすい
- 家族分の追加荷物にも対応しやすい
- 高齢者がいる家庭とも相性が良い
防災リュックを選ぶポイント
防災リュックは、点数が多ければいいわけではありません。実際には、必要な物が入っているかと、本当に持って逃げられる重さかが重要です。
| チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 内容物 | 水・食料・ライト・簡易トイレ・充電手段があるか |
| 重さ | 重すぎて持ち出せないセットになっていないか |
| 防水性 | 雨天や水害時にも使いやすいか |
| 追加余裕 | 薬・生理用品・子供用品を足せるか |
セットを買って終わりではなく、家族に合わせて中身を追加することが大切です。特に薬、メガネ、モバイルバッテリー、現金、保険証のコピーなどは、既製品だけでは足りないことがあります。
二世帯住宅で必要な考え方
| 家族構成 | 考え方 |
|---|---|
| 4人 | 最低2セット以上あると安心 |
| 6人 | 世帯ごとに分けて準備するのがおすすめ |
| 8人 | 大人用・高齢者用・子供用で役割分担した方が良い |
二世帯住宅では、1つの大きな防災リュックにまとめるより、複数に分けた方が実用的です。
理由は、避難時に全員が一緒に動けるとは限らないからです。世帯ごと、または大人ごとに防災リュックを分けておけば、誰が持っても最低限の対応ができます。
- 1人1個、または夫婦で1個を目安にする
- 子供用品や高齢者用品は別ポーチで追加する
- 玄関近くに置いてすぐ持ち出せるようにする
二世帯住宅なら最低2〜3個に分けて備えるのがおすすめです。人数が多いほど、1つにまとめると重すぎて持てなくなります。
防災リュックは「完成品+追加」が正解
市販の防災リュックは便利ですが、それだけで完璧ではありません。
例えば、
- 常備薬
- モバイルバッテリー
- 現金(小銭)
- 下着・靴下
- 子供のおやつやミルク用品
- 高齢者用の介護用品
などは、家庭ごとに必要性が大きく違います。
市販セットをベースにして、家族に合わせて3〜5点追加するのが一番失敗しにくいです。
まとめ
防災リュックは、災害時の「最初の72時間」を支える大切な備えです。
- すぐ持ち出せる状態にしておく
- 水・食料・ライト・トイレが入ったセットを選ぶ
- 重すぎないことを重視する
- 二世帯住宅は複数個に分けて準備する
特に二世帯住宅では、避難時の混乱を減らすためにも、あらかじめ分けて準備しておくことが重要です。
7.懐中電灯・ランタン

懐中電灯・ランタンは、停電時に明かりを確保するための基本的な防災グッズです。
災害時は夜間の移動、トイレ、片付け、情報確認など、想像以上に「明かり」が必要になります。特に停電が長引くと、スマホのライトだけでは電池消費も大きく、生活しづらくなります。
| 役割 | 具体例 |
|---|---|
| 懐中電灯 | 移動・手元作業・屋外確認 |
| ランタン | 部屋全体の明かり・食事・家族での生活用 |
| 予備照明 | 停電時の安心確保・夜間の安全対策 |
「前を見る光」と「部屋を照らす光」は別で考えるのが基本です。防災用として選ぶなら、懐中電灯だけでなく、置いて使えるランタンも一緒に備えておくと安心です。
また、長時間使うなら乾電池式、普段使いも重視するならUSB充電式、という考え方が分かりやすいです。パナソニックのBF-BL40Kは乾電池式で長時間点灯に強く、Goal Zero Lighthouse Micro FlashはUSB充電式の小型モデルです。
- 懐中電灯とランタンを分けて考える
- 停電時は部屋用の明かりが重要
- 乾電池式か充電式かも確認する
懐中電灯・ランタンおすすめ3選【比較表】
| 商品名 | タイプ | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| パナソニック 強力ランタン BF-BL40K | ランタン・懐中電灯2WAY | 最大約800 lm・乾電池式・長時間点灯 | ★★★★★ |
| GENTOS Explorer EX-036D | ランタン | 3色調色・調光・吊り下げ対応 | ★★★★★ |
| Goal Zero Lighthouse Micro Flash | 小型ランタン・懐中電灯 | USB充電式・軽量・持ち出し向き | ★★★★☆ |
おすすめ① パナソニック 強力ランタン BF-BL40K
停電時のメイン照明としてかなり頼れるモデルです。パナソニック公式では、最大約800 lmで部屋全体を照らせる2WAYタイプとして案内されており、置けばランタン、持てば懐中電灯として使えます。最小の明るさ設定では最長約1500時間の連続使用が可能とされています。
- 最大約800 lmでかなり明るい
- ランタンと懐中電灯の2WAY
- 乾電池式で停電時も扱いやすい
- 長時間点灯しやすい
おすすめ② GENTOS Explorer EX-036D
ランタンとしての使いやすさが高いモデルです。公式では、3色調色機能、無段階調光、キャンドルモード、吊り下げ用のビルトインフックなどを備えています。暖色にもできるため、停電時の室内照明としても使いやすいです。
- 白色・昼白色・暖色の3色調色
- 明るさを細かく調整しやすい
- 吊り下げでも使える
- 部屋用の明かりとして使いやすい
おすすめ③ Goal Zero Lighthouse Micro Flash
小型で持ち出しやすいUSB充電式モデルです。公式では、ランタンとして使えるだけでなく、フラッシュライト機能も備えたモデルとして案内されています。IPX6相当の耐候性があり、120 lmクラスで、重さは約87gとかなり軽量です。
- USB充電式で普段使いしやすい
- 小型・軽量で持ち出し向き
- ランタンと懐中電灯の両方で使える
- 防災リュックにも入れやすい
懐中電灯・ランタンを選ぶポイント
明るさだけで選ぶのではなく、使い方に合っているかが重要です。
| チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 用途 | 移動用か、部屋全体用か |
| 電源方式 | 乾電池式かUSB充電式か |
| 連続点灯時間 | 長時間使えるか |
| 使いやすさ | 吊り下げ・置き型・持ち手の有無 |
防災用なら「明るさ」よりも「長く使えるか」「家族で使いやすいか」が大事です。特にランタンは、食事や就寝前の時間を過ごすための明かりとして役立ちます。
二世帯住宅で必要な考え方
| 家族構成 | おすすめの考え方 |
|---|---|
| 4人 | 懐中電灯2本+ランタン1〜2台 |
| 6人 | 懐中電灯3本+ランタン2台以上 |
| 8人 | 懐中電灯4本+ランタン2〜3台を目安 |
二世帯住宅では、1台だけでは足りません。 トイレ移動、屋外確認、各部屋での生活を考えると、懐中電灯とランタンを複数に分けて備える方が実用的です。
また、世帯ごとに1台ずつランタンを置いておくと、停電時のストレスをかなり減らせます。
- 各世帯に最低1台はランタンを置く
- 移動用に懐中電灯も別で用意する
- 乾電池の予備もセットで備える
二世帯住宅なら「部屋用の明かり」と「持ち歩く明かり」を分けて備えるのが基本です。
懐中電灯・ランタンは「普段使い+防災」が正解
ライト類も、防災専用品としてしまい込むより、普段から使って確認しておく方が安心です。
例えば、
- 停電対策として寝室に置く
- キャンプや庭作業で使う
- 防災リュックに小型ライトを入れておく
- 玄関に懐中電灯を常備する
という形にすると、電池切れや故障にも早く気づけます。
ライト類は、使い慣れている物を防災にも回すのが一番実用的です。
まとめ
懐中電灯・ランタンは、災害時の「安全」と「生活のしやすさ」を守る重要な防災グッズです。
- 懐中電灯とランタンを分けて備える
- 長時間使えるモデルを選ぶ
- 乾電池式かUSB充電式かを確認する
- 二世帯住宅は複数台に分けて備える
特に二世帯住宅では、明かり不足=夜の生活が一気に不便になるため、早めに準備しておくと安心です。
8.毛布・防寒具

毛布・防寒具は、停電や避難時に体温を維持するための重要な防災グッズです。
災害時は暖房が使えなくなる可能性が高く、特に冬場は低体温症のリスクもあります。避難所や車中泊では、想像以上に寒さが厳しくなるため、しっかりとした防寒対策が必要です。
| できること | 具体例 |
|---|---|
| 体温維持 | 低体温症の予防 |
| 睡眠確保 | 寒さによる不眠を防ぐ |
| 応用利用 | 敷物・目隠し・クッション代わり |
「寒さを防ぐ」だけでなく「体力を消耗させない」ことが重要です。寒さはストレスや疲労の原因にもなるため、しっかり対策しておくことで避難生活の質が大きく変わります。
- 軽くて保温力が高いものを選ぶ
- 複数枚で調整できる構成にする
- コンパクトに収納できるものを選ぶ
毛布・防寒具おすすめ3選【比較表】
| 商品名 | タイプ | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| アルミブランケット(エマージェンシーシート) | 超軽量防寒 | コンパクト・体温反射 | ★★★★★ |
| フリース毛布 | 日常兼用 | 軽量・暖かい・使いやすい | ★★★★★ |
| 寝袋(封筒型) | 本格防寒 | 保温力が高い・避難所向き | ★★★★☆ |
おすすめ① アルミブランケット(エマージェンシーシート)
防災リュックに必ず入れておきたい定番アイテムです。
- 体温を反射して保温
- 超軽量・コンパクト
- 濡れにも強い
- 数百円で備えやすい
薄くて軽いですが、風を防ぐ効果が非常に高く、体温低下を防ぐのに役立ちます。防災リュックに1枚入れておくだけで安心感が変わります。
おすすめ② フリース毛布
普段使いもできる、バランスの良い防寒アイテムです。
- 軽くて暖かい
- 扱いやすく乾きやすい
- 日常でも使える
- 価格も手頃
普段から使っている毛布を防災用としても活用できるため、「普段使い+防災」の考え方に最適です。避難所でも使いやすい素材です。
おすすめ③ 寝袋(封筒型)
しっかり防寒したい方におすすめの本格装備です。
- 全身を覆って保温できる
- 避難所や車中泊に最適
- 寒冷時でも安心感が高い
特に冬場の避難や車中泊では、毛布だけでは寒いこともあります。寝袋があると、睡眠の質が大きく変わります。
毛布・防寒具を選ぶポイント
防寒具は「暖かいか」だけでなく、使いやすさも重要です。
| チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 保温力 | しっかり体温を保てるか |
| 重量 | 持ち運びできる重さか |
| 収納性 | コンパクトに収納できるか |
| 用途 | 毛布・寝袋・簡易シートなど用途に合っているか |
防災用は「軽さ+保温力」のバランスが大事です。特に避難時は荷物が多くなるため、軽量なものを優先する方が実用的です。
二世帯住宅で必要な考え方
| 人数 | おすすめの考え方 |
|---|---|
| 4人 | 毛布4枚+予備1枚 |
| 6人 | 毛布6枚+アルミシート追加 |
| 8人 | 毛布+寝袋を組み合わせる |
二世帯住宅では人数分しっかり確保することが最重要です。特に毛布は「共有できるだろう」と思いがちですが、実際は1人1枚ないとかなり不便です。
- 1人1枚を基本にする
- 予備も含めて多めに用意する
- 寒い地域は寝袋も検討する
二世帯住宅なら「毛布+簡易防寒+寝袋」の組み合わせが最強です。
毛布・防寒具は「普段使い+防災」が正解
毛布は普段から使うものをそのまま防災に回すのが効率的です。
例えば、
- 普段使いの毛布を多めに用意する
- アルミブランケットを防災リュックに入れる
- 車にも1枚置いておく
という形にすると、ムダなく備えられます。
毛布は「特別に買う」より、普段使い+少し多めに備えるのが一番現実的です。
まとめ
毛布・防寒具は、災害時の「体力」と「安心」を守る重要な備えです。
- 軽くて暖かいものを選ぶ
- 人数分しっかり確保する
- アルミブランケットは必ず用意する
- 寒い地域は寝袋も検討する
特に二世帯住宅では、寒さ対策不足=体調悪化につながるため、しっかり備えておくことが大切です。
■この記事のまとめ
二世帯住宅は、普段は助け合いやすく安心感がある住まいですが、災害時には「人数が多いからこその備え不足」が大きなリスクになります。水や非常食の消費が早いだけでなく、トイレ回数の多さ、停電時の明かり不足、寒さ対策、避難時の持ち出しなど、一世帯住宅よりも準備しておくべき量も種類も増えます。
今回ご紹介した防災グッズは、どれも「あると便利」ではなく、災害時の生活を維持するために本当に必要なものです。
- 保存水:1人1日3Lを目安に、最低でも1週間分を備蓄する
- 非常食:主食だけでなく、おかずや甘い物も含めて家族全員分を確保する
- ポータブル電源:停電時の連絡手段・冷蔵庫・照明を支える
- カセットコンロ:温かい食事を確保し、生活の質を大きく下支えする
- 簡易トイレ:災害時に最優先で必要になる必需品
- 防災リュック:避難時にすぐ持ち出せるよう、複数に分けて準備する
- 懐中電灯・ランタン:部屋用と移動用を分けて備える
- 毛布・防寒具:人数分しっかり確保し、寒さによる体力低下を防ぐ
特に二世帯住宅で大事なのは、「量」と「分散」と「役割分担」です。誰か1人が全部を管理するのではなく、各世帯ごとに備えつつ、全体でも不足がないように補完し合う形が理想です。
私自身、完全分離型の二世帯住宅で暮らす中で、防災を見直すたびに「一世帯感覚では全然足りない」と感じてきました。だからこそ、二世帯住宅では“とりあえず少し備える”ではなく、“家族全員が数日生活できる前提で備える”ことが本当に重要だと思います。
災害はいつ起こるか分かりません。だからこそ、まずは保存水・非常食・簡易トイレのような優先度の高い物からでも構いません。できるところから少しずつ見直して、本当に使える防災備蓄を整えていきましょう。