
この記事を読んで分かること☝
- 各ハウスメーカーの保証期間の比較
- 保証期間でハウスメーカーを選ぶ
- 保証内容の確認の仕方
12年ほど前にローコストハウスメーカーで家を新築しましたが、10年経過した時点でハウスメーカーの保証期間は終了しています。保証期間が終了したからと言って何か問題が起きるわけではないですが、多少の不安はありますよね。
我が家はタマホームの注文住宅でタマホームの保証期間は10年です。ただ、新築して10年後にタマホームの指定したメンテナンスを実施すれば、保証期間をもう10年延ばすことができます。その指定されているメンテナンスは「防蟻処理」と「外壁のシーリング打替え」の2つです。費用にすると家のサイズにもよりますが、100~150万円ですね。
指定メンテナンスの実施+保証延長のハウスメーカーが多いですが、その中でアイ工務店が20年保証を全面に押し出しています。
通常、新築を検討する際は家の仕様、価格、営業マンの対応などでハウスメーカー選びをしますが、その中に「保証期間」という視点を入れてみることも大切です。
せっかくローコストハウスメーカーで費用を抑えて新築しても、その後の維持費が高ければ意味がないですからね。
この記事では、ハウスメーカーの保証期間を考察していきますので、これから新築をご検討の方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。

👨🔧 この記事を書いた人
2012年にローコストハウスメーカーで完全分離型の二世帯住宅を新築。
生活歴12年のリアルな経験をもとに、家づくりのヒントや失敗談を発信しています。
「いかにして手の届く価格で新築住宅を検討するか」「ローコストで理想的な二世帯住宅とは」をテーマに日々研究。
価格・間取り・断熱・防音まで、実体験を交えながら徹底解説。
👨👩👧👦 一男一女の父(47歳)
🏠 二世帯住宅×ローコスト住宅の専門ブロガー
各ハウスメーカーの保証期間と内容
| 初期保証期間 | 備考 | |
|---|---|---|
| タマホーム | 20年間 | 地盤保証あり、10年以降は有償メンテ実施で延長可 |
| アイダ設計 | 10年間 | 指定の有償メンテ実施で最大35年まで延長可 |
| アキュラホーム | 20年間 | 有償メンテ実施で最大35年、地盤保証は20年 |
| アイフルホーム | 20年間 | 有償メンテ実施で最大30年、構造部品は20年 |
| クレバリーホーム | 20年間 | 有償メンテ実施で最大30年、 |
| アイ工務店 | 20年間 | 地盤保証含め20年、住宅設備の保証あり(10年) |
| 秀光ビルド | 10年間 | 地盤保証は20年 |
| ヤマト住建 | 20年間 | 構造部分と防水に限り20年、住宅設備保証あり |
| 桧屋住宅 | 15年間 | 構造・地盤は30年、防水15年、防蟻20年 |
| ヤマダホームズ | 10年間 | 有償メンテ実施で最大60年 |
2000年に「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が制定され、住宅供給者(ハウスメーカーや工務店)の保証責任が明確化された。その中の一つとして「瑕疵保証(瑕疵担保責任の特例)」があり、新築住宅の瑕疵担保責任を10年間とした。
「住宅に瑕疵(欠陥)があった場合、新築から10年間は保証しなさい」ということを法律で決めているので、各ハウスメーカーや工務店の保証期間は10年が多くなっています。(上記表の通り)
ただ、すべてのハウスメーカーが10年間というわけではなく、15年や20年としているハウスメーカーもあります。
最近ではアキュラホームやアイフルホーム、クレバリーホームが保証期間を20年に伸ばしており、他のハウスメーカーの20年保証になっていく可能性もあります。
アキュラホームとタマホームを比較|ローコスト住宅を建てるならどっちがおすすめ? - 大器晩成を信じて
タマホームも初期20年保証になった⁉

アイ工務店に対抗しているのかタマホームも最近、初期の保証期間が10年⇒20年に延長されました。
保証範囲は
- 構造
- 防水
- シロアリ
- 地盤
です。これまで保証延長のために築10年の段階で有償メンテナンスを実施した方からすると少し複雑な心境になってしまいますよね。
いずれにしてもこれからタマホームで新築を検討する方にとっては良い条件になったわけです。
保証延長にかかる費用
すべてのハウスメーカーで有償メンテナンスを実施することにより保証期間を延長することができます。
有償メンテナンスの内容は
- 防蟻(シロアリ)処理⇒10~20万円
- 雨漏り対策(外壁のシーリングなど)⇒40~50万円
となっています。これらと合わせて外壁塗装を勧めているハウスメーカーもあり、外壁塗装まで実施すると100万円以上の費用が必要になってしまいます。
10年毎にこれらのメンテナンスを実施することが保証延長の条件になっている場合がほとんどですね。
【タマホーム「大安心の家」11年間でかかった維持費を公開】新築検討は建築費用だけでなく維持費の比較も重要 - 大器晩成を信じて
メンテナンス費用を抑えるため、シーリング材の性能確認は大切
どのハウスメーカーも10~15年で外壁のシーリング打替えを推奨しており、それを保証延長の条件にもしています。
外壁のシーリング材が劣化するとそこから屋内に水が入り、雨漏りの原因になります。以前、タマホームで開催された保証延長の説明会に参加した時、高寿命のシーリング材の話がありました。(シリコン系シーリング材)
個人的には「それなら新築時からその高寿命のシーリング材を使ってくれればいいのに・・」と思いましたが、要するに価格が高くて、新築住宅にそれを使用してしまうと価格競争力が落ちるので、標準では使用しないということですね。
一般的に使用されているシーリング材は価格の安いウレタン系が多いですが、長持ちさせたいならシリコン系です。
新築を検討する際は、シーリング材質の確認もしておいた方が良いですね。例え新築時の費用が上がったとしても、後々のメンテナンス費用を抑えることができるならメリットは十分にあります。
【タマホームの保証延長と10年点検の内容】メインは床下とサイディング・シーリングの点検 - 大器晩成を信じて
アイ工務店の保証期間20年の内容
私の知る限りアイ工務店の保証期間20年は、他のハウスメーカーと比較してかなり長いので内容を確認してみます。
<20年保証の対象>
- 構造体
- 防水(雨漏り)
- 防蟻(シロアリ対策)
- 地盤
これらの内容はほとんどのハウスメーカーでは10年保証です。アイ工務店の20年保証は安心感だけでなく維持費の節約にもつながります。例えばタマホームの場合、10年保証が基本でそれ以降は有償の補修が必要になります。
タマホームの保証延長に必要な補修工事は
- 外壁(サイディング)のシーリング打替え
- 防蟻処理
です。家の大きさによって費用は異なりますが、両方で100万円以上の費用が必要になります。要するに安心と合わせて、100万円以上の維持費を抑えることができるというわけです。