昭和ブームみたいなムーブメントも定着しつつある昨今、一方でリアルな昭和は世代交代、オリンピックをマイルストーンとした再開発などでどんどんアップデートされていっています。これは止めようのない現実ですが、そんな中でまたひとつの喫茶店の歴史に幕が下ろされます。

東京証券取引所の真裏にあたる位置に建っているのが喫茶メイです。場所柄やはり証券マンの客が多そう。

隣のビルにへばりつくように建っています。というか隣が後から建ったのでしょうが。

自販機のスペースが店の看板代わりという風変わりなスタイル。気付かない人はここが店ということすら気付かないかもしれません。

缶コーヒーの自販機が店頭にある喫茶店って実はあまりないかも…なんて思いつつ入店。

店内の雰囲気は渋さそのもの。全面喫煙可能で、今となっては喫煙所代わりみたいな性格もあるのかもしれないので煙草がニガテな人はちょっとしんどいかもしれませんね。




給水器が特徴的。すぐ近くに席があって、近すぎるので奥の席が空くとそちらに移動を促されました。

店の奥側の窓からは道路が。

常連も大切にしていますが一見の客も決して軽視しないマスターの姿勢が嬉しい。

昼休憩に何本も煙草を喫っていこう、という意気込みの方が多いです。

コーヒーうまいです。この年代の店はアメリカンの店も多いのですが、かなり濃い苦みで好みでした。

ちなみに、マッチに書かれている住所は現在と違うようです。住所の区割りのほうが変わったのでしょうか…?

長きにわたりお疲れさまでした。

※2016年11月末閉店
取材時期:2016年10月