
これまでずっと情報収集といえば本!!! WEBメディアやSNSなどももちろん見るけど、やっぱり信頼できるのは本!!! って感じで生きてきたので、うつ病になり長い文章が読めなくなって以来、情報収集の量と質が——とくに”質”のほうがドーンと落ちてしまって困っています。
例えば、大日本帝国時代から現在まで連綿と続いてしまっている植民地支配やその歴史について広く知りたいと思ったとして、以前だったらそれに関連する本をどっさり図書館から借りてきて、読めるところからじっくり読んでいく……みたいなことをしていたのですが、いまはそれをするだけの体力や集中力がありません。
それじゃあ動画や音声メディアで情報収集してみようかと思って、YouTubeやPodcastで検索をかけてみると、ネトウヨ的な言説や極右のチャンネルばかりヒットして玉石混交……っていうか"石"がほとんど。コンテンツ自体もそういうのが量産されてしまっている印象だし、アルゴリズムにも問題があると思います。KADOKAWAがサイバー攻撃を受けて、ニコニコ動画が利用できなくなったときにも言われてたけれど、YouTubeの検索機能って(ニコニコ動画のそれと比べると明らかに)ひどい。"玉"を探すのが難しい仕組みになってしまっており、しかし”石”のほうはどんどんレコメンドしてくる。プラットフォームの運営者であるGoogle社はこの現状を放置すべきではありません。
で、やっぱり本なのかなーと思って、ネトウヨ本を避けつつ、読みやすそうな本や10代向けに書かれている本などを探して、少しずつ信頼できる情報に触れてみているけれど、やっぱり集中力や体力がなかなか保てません。動画や音声で情報収集できたらもっと楽なんだけどなあ……などと思ってしまいます*1。贅沢を言えば、いわゆる「ゆっくり解説」みたいなフォーマットで情報発信してもらえると聞きやすくてありがたいんだけれど……。うーん。
この点については、市川沙央さんが読書のバリアフリー化について指摘されていたことが記憶に新しいです。視覚障害や身体障害のあるひとの情報保障ってもっともっと取り組まれるべきだと思うし、そしたら精神障害のあるひともさまざまな情報にアクセスしやすくなるんじゃないかなあとも思います。
長い文章を少しでも読めるように、努力もぼちぼち続けていくつもりだけれど、さまざまな情報のアクセシビリティが確保されているとは言えず、視覚優位になりがちであることは問題だと思います。また、長い文章を読めることが前提になっている言論空間については、「しっかり議論を積み重ねていくと長くなってしまうんだよー」と思う一方で、「障害者も含め、さまざまなひとが参加できるようにもっと門戸を開いてくれよー」とも思います。
本以外の情報収集の仕方や情報源については、もっと調べていきたいです。