
2週間の寝たきりによって失われる筋肉量は、7年間で失われるそれに匹敵するという話を聞いたことがあります。それでは昨年、うつ病を悪化させて半年ほど寝たきりだったわたしはどれほどの筋肉量を失ったのでしょうか……。
筋肉量を測ったりはしていないので、具体的な数値をお見せすることはできないのですが、ただ椅子に座っているだけでもしんどかったり、駅の階段を登るだけでも息切れを起こしたり、近所のスーパーに行くのが億劫で最寄りのコンビニで食料を買ったり(出費がかさむ!)していました。
不思議なことに、昨年の殺人的な猛暑が過ぎ去り、暑さが和らいできた頃になると、身体が少しずつ動くようになりました。それから約8ヶ月ほどが経ち、だいぶ体力がついたなという実感があります。この間、どんなことをやってみたのか、記録しておきたいと思います。
①床に座った
布団で横になっている時間を少しずつ減らし、その分、身体を縦にする時間を増やそうとしました。とはいえ、椅子に座って作業をしたり、運動をしたりするのは大変だったので、とりあえず床に座りました。床に座ってYoutubeを見たりゲームをしたりしました。
とにかく筋肉が衰えており、床に座っているだけでも筋肉痛になってしまうほどでした。体幹がぐにゃぐにゃで、重力をこれでもかと感じていました。無理のない範囲で、少しずつ床に座るようにしていきました。
②ちゃぶ台を買った
床に座るようになって、必要を感じたのでちゃぶ台を買いました。いちおう作業用のデスクとチェアは持っていたのですが、チェアに座るとすぐに横になれなくてしんどかったので、床の環境を整えようと思いました。
ちゃぶ台にお弁当を置いて食べたり、PCを置いて少し作業をしたりしました。そのほかにも、床の環境を整えるために、週に1〜2度は掃除機をかけるようになったり、クッションを置いていつでも横になって休めるようにしたりしました。無理しない無理しない。
③ストレッチを始めた
床に座るようになると、身体のあちこちが凝ったり筋肉痛になったりするようになったので、寝る前にストレッチを始めました。Youtubeにストレッチの動画がいっぱいアップロードされているので、それを見ながらやりました。
腰や腹筋、肩甲骨のあたりは念入りにやりました。重力に逆らって身体を縦にするというのはとっても大変な仕事なのだなと思いました。
④カフェに通った
少し体力がついたら、たまにカフェに行って1〜2時間ほど椅子に座るということをやってみました。自宅のチェアに座ってもよかったのですが、カフェと自宅を往復することで運動にもなるし、外気や日光を浴びることもできるので、体調が良い日はできるだけカフェに行くようにしてみました。
カフェで手持ち無沙汰になるのは嫌だったので、図書館で借りた本を持って行って、なんとなくページをペラペラしていました。集中力が落ちてしまっていたので長い文章を読むのは厳しかったですが、本を持っているだけでなんとなく作業をしている感を出すことができました。
⑤ラジオ体操を始めた
何か負荷が弱めの運動をしたいなと思い、コロナ禍で緊急事態宣言などが出ているときに、ラジオ体操が良い運動になると誰かが言っていたのを思い出し、朝起きたらラジオ体操をするようにしてみました。
子どもの頃は、ラジオ体操なんて何のためにやるんだろう、つまんねえ……などと思っていたものでしたが、あれから約20年が経つと、ラジオ体操の種目ひとつひとつに思いが込もるようになりました。ああ、身体がほぐれる……。気持ちいい……。
⑥お散歩を始めた
同じく負荷が弱めの運動として、お散歩も始めてみました。ジムで筋トレするのも良いかなと思いましたが、無酸素運動で乳酸が溜まるとパニック発作が起きるというめんどうな体質なので、有酸素運動のほうが自分には合っていると思いました。
イヤホンで音楽を聴きながら、街中や公園などをお散歩しました。疲れたらすぐ帰りました。日光を浴びながら身体を動かしていると、異様にテンションが上がってアクティブになります。お散歩は楽しい。
⑦食生活を見直してみた
体力がないと買い物に行ったり自炊をしたりすることができない・億劫なため、コンビニでお弁当を買って食べたりしていたのですが、そうすると炭水化物や脂質を多く摂取してしまいます。体調が悪いときはそれでも仕方がないのですが、体調が良いときはできるだけ野菜を買って食べてみたり、自炊をしてみたりしました。
最近は、何年か前に買ったミキサーを押し入れから出して、バナナや小松菜、ヨーグルトなどをぶち込んでスムージーにして飲むなど、意識が高いムーブをしております。価格が高騰している野菜や果物などは買えないですが、比較的価格が安い・安定しているものを選んで摂取するようにしています。
おわりに
ようやく最低限の体力がついてきたなといったところですが、これから梅雨入りし、また猛暑がやってくるかもしれないと思うと憂鬱です。また体調を崩し、寝たきりになってしまうのではないかと危惧しています。そうならないように、できる範囲でちょっとずつ身体を動かしていきたいです。