みんな、気づいているかい?8.0のEOLは半年後だよ!
なんか、ブログ書けって天の声が聞こえた気がしたんで、雑に書いてみました。
ちなみに、ここでの発言は完全に個人の見解なので、
会社を代表して言っていることではない
ことを先にお伝えしておきます。
2026年4月に8.0はEOL
ここで言われる8.0とはMySQLとOCIのMySQL Database Service(HeatWave含む。以下MDSと記載)のことを言います。
4月何日までですかー?って良く聞かれるんですが、日にちが指定されてなければ通常末日までです。
つまりMySQL 8.0は2026年4月30日でEOL。
(とはいえ、実際は、最終マイナーバージョン出たらそれ以上パッチ出ないんで、出たその日って考えても同様ですけどね)
EOLの確認場所
どこで確認するんですか?というと、MySQLはOracle Lifetime Support Policy: Technology Productsで、"MySQL" で検索したところに書かれており、
MDSはOCIのドキュメントの「MySQL HeatWaveサービスにおける8.0リリースのスケジュール」に書かれています。
MDSの使用不可はEOLとは別
MySQL Serverと違い、MDSだとEOLとは別に、使用不可となるタイミングがマイナーバージョンにあって、EOL前にアップグレードタイミングが強制的に来ます。(8.0.40以下はMySQLのEOL前に必ずアップグレードタイミングが一回来るというわけです)
データベース周りのアレコレのアップグレード
当然、8.0というバージョンはMySQL Serverだけではなく、他のMySQL関連製品でもEOLになります。
そのため、アップグレードが必要なのですが、ここでEE版も含めて現在提供されている製品一覧を上げると、以下の通りです。
| クライアント / ツール | バージョン | MySQL Server 8.0 | MySQL Server 8.4 LTS | MySQL Server 9 (Innovation) | 推奨事項 |
|---|---|---|---|---|---|
| MySQL Shell | 8.0 / 8.4 LTS / 9 | ● | ● | ● | 9.x への更新を推奨 |
| MySQL Router | 8.0 / 8.4 LTS / 9 | ● | ● | ● | 9.x への更新を推奨 |
| MySQL Connector 各種 | 9 | — | — | ● | 9.x が必須 |
| MySQL Shell for VS Code | 9 | — | — | ● | 最新サーバーでは VS Code 版の利用を推奨 |
| Oracle Enterprise Manager for MySQL | 13.2.4.0.0 | ● | ● | — | OEM の対応バージョンを確認 |
| MySQL Enterprise Backup | 各種 | ● 同一バージョンでのリストアが必要(例: 8.0.x) | ● 最新版を使用(最低 8.4.3 以上) | ● 同一バージョンでのバックアップ/リストアが必要 | バックアップとリストアで同一バージョンを使用 |
| MySQL Workbench | 8.0 | ● | ⚠ | ⚠ | VS Code 版 Shell の利用を検討 |
| MySQL Operator for Kubernetes | 8.0 / 8.4 LTS / 9 | ● | ● | ● | 9.x への更新を推奨 |
凡例:● = 対応/ ⚠ = 一部制限あり / — = 非対応
出典:MySQL Supported Platforms - Compatibility
NDB Cluster
現在はMySQL Serverと同じ...かと思いきや、実はスケジュールが違いますw
こちらは2028年1月までです。なので、安心してご利用継続ください。
mysql クライアント
基本的にはMySQL Serverと同じが良いと思います。
MySQL Serverのローカルのクライアントと、リモートのクライアントのバージョンが違ってて挙動違ってたら嫌ですし。
MySQL Shell & Router
これらが実は方針が変わったやつらで、注意が必要です。
こいつら、最新の9.5とかではまだInnovation Releaseってうたってるのに(Shell,Router)上記の表では9にアップグレードすることを推奨しています。
理由は、MySQL Shellのリリースノートを見るとわかると思います。
機能の差があるとはいえ、修正数が違い過ぎる。。。8.0.44については修正0。
MySQL Shellについては9.xにのみ修正を充てていく方針になったように見えます。
Routerのほうはリリースノートを見比べた感じではMySQL Shellほどあからさまなことはやっていませんが、先のマトリクスでShellと同じ文言を記載している以上、揃えておいたほうが良いでしょう。
ShellもRouterも下位互換性はあるので、最新を使うことによる問題はありませんし、あればそれはバグなので登録すれば修正されます。
逆に8.0や8.4を使っていた場合、バグを登録しても、アップグレードしてください、と言われるだけとなる可能性があります。
Innovation Releaseだからどっちにしろ発生したらアップグレードやんけ!というのはそうなんですが、Serverよりはアップグレードしやすいですし…、Shellだけでも常に最新使うのを強くお勧めします。(Routerは今後のリリースノートを要チェック)
MySQL Operator
こいつも上記のShellの理由から9.xの利用が推奨されているんだと予想。
しかし、新機能がバンバン入っていくので、MySQL Serverも9.xになるMySQL Operatorは本番運用に向いてると言えるのだろうか?という不安が…。
MySQL Connector
いずれも既に9.xがGAなので、Shell同様、最新を使うのがベターです。(というよりはコネクターがそうだからShellがそうしたのではないかという気も)
MySQL Workbench
EOLではないらしいんですが、現在は8.0.42までしか修正は適用されておらず、開発は止まっている様子。(8.4,9.x版は現状は無い)
Workbench8.0からMySQL Server8.4に対して接続・作業をした場合、一部の機能で不具合が発生する可能性があるもよう。
現状では代替品としてはMySQL Shell for VS Code(最新は1.19.18+9.5.0)となります。 (但し、商用版は無いので何かあった場合はバグレポートに登録しましょう)
その他
OEMとかMEBはEEサポートが必要なのでここではスルー
さいごに
あと半年でMySQL Server8.0がEOL。
そうなるとあれやこれやもアップグレードしなきゃ!ってなりますが、大丈夫ですかー、みなさん?
っていう注意喚起しつつ、なんか周辺がややこしいことになってるんで、ちょっと書いてみました。
マジかよーって思いながらご検討ください。