あるよ。という訳で、12月に注目作をご紹介。『スターウォーズ』の新作とのバッティングを避けたのか、ハリウッド製の大作映画が今月は少なく、比較的地味なラインナップ。
ニック・ハム『ジョン・デロリアン』
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作で使用され、世界的に有名になった車、デロリアンの開発者であるジョン・デロリアンの半生を描いた作品。私はデロリアンが実在する車だとは知らなかったので、本作を最初『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のスピンオフか何かと思っていた。
周防正行『カツベン!』
『Shall we ダンス?』『舞子はレディ』の周防正行監督の新作は、サイレント映画全盛の日本を舞台に、活弁士を目指す青年の姿描いた青春コメディ。さすがシネフィルの周防正行監督らしい題材だが、予告編を見る限り竹中直人がまたいつも通りのおどけた演技を披露していて、こういうノリは今の時代でもウケるのだろうか。
ジャファル・パナヒ『ある女優の不在』
イラン社会を作中で批判した事で政府と対立、2度も逮捕され、映画製作の禁止を命ぜられながら、次々とアクチュアルな新作を作り続けているイランの巨匠、ジャファル・パナヒの新作は、過去/現在/未来、3つの時代を体現する3人の女優の心の旅路を描いたヒューマンドラマ。前作『人生タクシー』も気になっていたのに見逃したので、これはぜひ観たい。
ケン・ローチ『家族を想う時』
イギリスの巨匠ケン・ローチの新作は、現代が抱える労働問題をテーマにした家族映画。過酷な労働環境に苦しむ宅配ドライバー、という設定は我が国でも他人事ではない。ケン・ローチって『ケス』ぐらいしか観てないのだが、これは気になる。
と、まあこんなところか。何だかんだいって、観たい映画は結構あるな。これに11月公開でまだ未見の作品を足していくと、やっぱり時間が足りない。何で日本の年末には忘年会なんてクソくだらないものがあるんだ?桜を見る会なんて幾らでもやっていいから、法律で忘年会を禁止してくれよ。