TBSが、昨年にコスト削減と低視聴率を理由に相次いで打ち切りを発表した『渡る世間は鬼ばかり』、『水戸黄門』の2作品を、それぞれ9月と12月にスペシャルドラマとして復活させるという。その背景にあるのは、恥も外聞もかなぐり捨てたTBSの危機的状況だ。「ジリ貧状態のTBSは、今年4月、編成制作局を編成局と制作局に分割し大所帯方式を解消するという、過去に例の無い組織改革に着手した。一番の目的は聖域無しの番組制作費の