震災前、日本では原子力立国の計画が取りまとめられ、原子力比率45%の目標も立てられました。エネルギー自給率の低さや地球温暖化対策といった日本を取り巻く問題は震災以降も何も変化していないにもかかわらず、日本は原子力(というよりも放射能)への過剰な拒否感から、国家百年の計の根幹ともなるエネルギー政策をここに来て大きく転換しようとしています。勿論、震災前までの電力会社、特に東京電力の安全面に対する取り組み