グループリーグ初戦で金メダル候補のスペインを破り、勢いに乗る日本だったが、2戦目となるモロッコ戦は、前途多難なスタートとなった。開始5分にしてラブヤドの初シュートを浴びると、直後の6分にはスルーパスからアムラバトに抜け出され、あわやGKと1対1という大ピンチ。いずれも辛うじて難を逃れたものの、試合序盤からモロッコの優勢は明らかだった。対する日本は、どうにも動きが重かった。驚異的な運動量でスペ