関西テレビの支配権をめぐり、フジ・メディア・ホールディングス(フジMHD)と阪急阪神ホールディングス(阪阪HD)が暗闘を続けている。フジMHDはこのほど関テレの株を20.3%へ増やし、議決権ベースで20%を超える「支配株主」に昇格した。このことが内部確執の表面化と指摘され、波紋を広げているのだ。フジMHDの狙いは、関テレの経営権を阪阪HDから奪い、完全支配下に置くことなのは言うまでもない。関テレは系列局でありなが