厚生労働省の2011年度能力開発基本調査の調査結果によると、選抜した人材よりも全社員の能力開発を重視する企業が2年連続で過半数を超えたことが分かった。正社員に対する教育訓練対象者の範囲を聞いたところ、「労働者全体」を重視する企業は56.1%(前年53.2%)、「選抜した労働者」を重視する企業は43.9%(同46.9%)となった。前年に比べて、全社員の能力開発を重視する企業が増加した。2010年度に、計画的なOJTを実施