結局、大したことはなかった、ということになる。一番成功したはずの松下政経塾でさえこんな体たらくである。松下政経塾出身者の底の浅さ、能力の低さが見事に露呈し始めている。表面的な弁舌の爽やかさや巧みさばかり追い求めてきたため、肝腎の自分の本当の人間力を磨き切れなかったという憾みが随所に顕われている。松下幸之助氏の私財を基に当てにして、いわば生活費丸抱えの松下政経塾の限界が明らかだ。松下政経塾で、各界の