心臓病は日本人の死因のうちで、ガンに次いで2番目に多い。特に心筋梗塞は死亡率が高く、後遺症が残ることもある怖い病気だ。8月初旬、サッカー元日本代表の松田直樹選手(34)が、練習中に倒れて急死。死因は“急性心筋梗塞”で年間4万人以上が発症し、亡くなっているというデータもある。心筋梗塞は心臓の筋肉(心筋)の機能を支える冠動脈の血流が低下し、心筋が壊死状態になることを指す。つまり、心臓に酸素や栄養素を送る血