東京株式市場が年初来安値を更新した。米景気の先行き懸念や欧州の財務問題に対する警戒感から、日経平均株価は2011年9月6日の終値で前日比193円89銭安の8590円57銭と、東日本大震災後の3月15日に付けた8605円を下回った。    09年4月28日の8493円以来、約2年4か月ぶりの安値水準。トヨタ株がリーマン・ショック後に付けた安値に迫ったほか、ソニーや東芝など主力株が相次いで年初来