■8月某日電力会社が原発神話を維持するために、政・官・業だけでなくメディアや御用学者まで抱き込む戦略を展開してきたことは、もはや周知の事実だ。いわゆる「原発利益共同体」が国策を看板に無知な国民を情報コントロールしてきたのだ。経産省の原子力安全・保安院や古川康佐賀県知事も一般住民向けの集会でやらせの世論誘導を仕掛けていたことが発覚した。本来は、原発の安全性を厳しくチェックすべき立場の保安院が電力会