3.11以降、沈鬱な空気に覆われがちな日本列島でしたが、小笠原諸島と平泉の世界遺産登録、そしてスーパーコンピューターの計算速度世界一奪回は久しぶりの明るいニュースでした。日本政府は、小笠原諸島の自然遺産推薦を2006年に最終決定しましたが、あえて推薦の実施を延期し、小笠原固有の昆虫を食べる外来動物の駆除に3年を費やすなど、万全を期した後の登録となりました。また、平泉は前回(2008年)の審査で登録延期と判断