4月1日から、菅直人首相、枝野幸男官房長官たちが防災服を脱いで背広に着替え、テレビでも東京電力福島第一原子力発電所の事故に関する報道が減少しているので、体感としての危機感が低下している。しかし、実際には予断を許さない状態が続いている。 この関係で、一般紙は大きく報じなかったが、3月31日付で原子力安全委員長をつとめた佐藤一男氏、松浦祥二郎氏ら、わが国の原子力開発に深く関与した16人の専門家が発表