日韓両国の融和を阻んでいる歴史認識の大きな隔たりは、歴史的事実そのものより、両国間に現存する偏見(色眼鏡)の存在が大きな障害となっている以上、この偏見を無くさずに「歴史共同研究」を進めてもさしたる成果は期待出来ません。偏見の持つ破壊力のすさまじさは、イスラエル・アラブ紛争、アイルランド紛争などテロの激化を誘発した憎しみの関係にも表れています。平穏な米加関係に比べ、一触即発の緊張が続く米墨関係も、経