「商社夏の時代」を支えた資源バブルが弾け、新たな収益基盤の確立を急ぐ商社業界。財務畑出身という、総合商社の社長としては異色の経歴を持ち、丸紅のV字回復を演出した朝田照男社長に成長戦略を聞いた(インタビュアー/「週刊ダイヤモンド」前編集長 鎌塚正良、写真撮影/住友一俊)。朝田照男(あさだ・てるお)1948年生まれ、東京都出身、61歳。1972年慶應義塾大学法学部卒業後、丸紅入社。1978年ロサンゼルス支店財務担当