トーゴ戦で幕を閉じた10月シリーズは、南アフリカW杯へ向けた岡田監督の構想を映し出していただろう。指揮官のなかですでに人選の固まっているポジションと、引き続き検討を必要とするポジションがはっきりとしてきた。特徴的なのは右サイドバックだっただろう。香港戦では駒野、スコットランド戦では内田、トーゴ戦では徳永と、試合によってスタメンが変わったのだ。内田、長谷部、中村俊による右サイドのトライアングルは、アジ