100キロ超級でバクーをにらむ中野が太田との決勝で狙った筋書きはこうだった。「互いに指導2回となってから、技と攻める姿勢を審判に見てもらう」。そうすれば、守勢となった相手に3度目の指導が与えられて勝てる、というわけだ。狙い通り指導2ずつ受けたのは残り48秒。ゴールデンスコア方式の延長に入ると中野のほぼ一方的な攻勢となり、足技、担ぎ技を次々と繰り出すと、2分5秒、太田の連覇を「3」で止めた。筋書きを可能