中国は「2番目」の大国私は天邪鬼な性格なので、万事トップよりもナンバー2に興味が湧く。たとえば、オリンピックの表彰式で、金メダリストは自国の国歌が流れる中、「望月の欠けたることもなしと思えば」(道長)という笑みを湛えて、壇上中央に屹立する。ところが、横の一段低い壇に立つ銀メダリストの心境は複雑だ。「めでたさも中くらいなりおらが春」(一茶)。右頬で笑い、左頬で哀しむような表情を見せる。衆目を一身に浴び