定年後の暮らしを豊かにするために選んだ、都心の新築一軒家。十分な退職金と安定した年金収入を背景に、理想の住み替えを実現したはずの夫婦が、わずか半年で後悔に包まれる……憧れの設備が思わぬ負担となり、平穏な日常に影を落とす実態から、シニア世代が陥りやすい住まい選びの落とし穴について見ていきます。「持ち出しなし」の住み替え計画に潜んでいた誤算郊外の私鉄沿線に、35年ローンで4LDKの一軒家を構えていた山下智志