「決められないマンション」が急増している老朽化したマンションの増加に伴い、管理不全や空き家化、さらには高齢化による管理組合役員のなり手不足が深刻化して久しい。国土交通省の調査によれば、修繕積立金が不足しているマンションは約6割にのぼり、区分所有者のうち70歳以上の割合は全体で26%、築40年を超えるマンションでは56%に達する。いわば、マンションは「建物の老い」と「人の老い」という“二つの老い”に直面して