「エンタメ編」という枠なのだが、今回はその要素が全くない本について書かせていただきたいと思う。平成から昭和に変わる頃に起きた、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件についてのノンフィクションだ。被害者の女性とも、未成年だった加害者たちとも同年代だった私にとって、忘れられない事件である。少年たちの残虐性に対してはもちろん、彼らを放置していた大人たちにも嫌悪感を持たずにいられなかった。加害者は未成年だか