親の相続をきっかけに、家族の絆が壊れてしまうケースは少なくありません。中でも火種になりやすいのが、「実家に住み続けるきょうだい」の存在です。経済的に自立していない場合や、親の介護を担わないまま遺産に関わる場合、他の相続人との間に深い亀裂が生まれることもあります。今回は、認知症の母の介護をめぐって姉妹と長男が対立し、遺産をすべて放棄してもなお関係が絶たれてしまった事例を紹介します。「実家暮らしの長男