いまや当たり前となった「医師と薬剤師の役割分担」や国民皆保険制度。だが、その源流を辿ると、敗戦直後に日本へ乗り込んだGHQの構想に行き着く。医薬分業の導入や、税金で賄われる皆保険体制には、医療の近代化だけでなく、医薬品ビジネスの視点も潜んでいた――。戦後日本の医療制度がどのように組み立てられたのか、吉野敏明氏著『医療奴隷』(扶桑社刊)の一節から、その知られざる歴史を追う。※抜粋書籍/『医療奴隷』◆●G