昨年末、さいたま地検に所属していた阿南健人元検事(35)が「不倫相手の女性に他人の前科情報を漏らした」として懲戒免職となった事件で、検察組織に衝撃が走っている。国家公務員法が定める守秘義務違反を犯したとはいえ、公務員が情報漏えいだけで「一発アウト」になるケースは珍しいためだ。どうやら法務・検察当局が問題視したのは「情報漏洩」という行為そのものではなく、核心は別のところにあったとみられる。それは阿南氏が