日本のお酒の始まりは、意外にも「米」ではありませんでした。約5000年前の縄文時代中期、森の果実を発酵させた“果実酒”が、最初の主役だった可能性があります。その手がかりが、青森県の「三内丸山遺跡」です。果実の種子が大量に出土し、潰して絞ったような“搾りかす”とみられる塊も見つかりました。さらに発酵した果物に集まるショウジョウバエのサナギが密集しており、そこに甘い香りの「縄文ワイン」が蓄えられていた情景