2025年12月31日23時59分。カウントダウンの歓声が夜空に響く中、ブルガリアでは“お金”が切り替わる瞬間を迎えた。長年使われてきた自国通貨レフが姿を消し、ユーロが流通を始める歴史的な夜である。現地ソフィアで年越しを迎えた筆者は、地下鉄の券売機、カフェのメニュー、ATM、そして広場の大歓声を通して、国家規模の通貨転換が人々の日常にどう入り込んでいくのかを目の当たりにした。熱狂と混乱が同時に走った