中東・中南米で相次いだ政変や政情不安は、地理的には遠くとも、北朝鮮にとっては決して他人事ではない。2024年にシリアのアサド政権が崩壊し、2025年に入ってベネズエラのマドゥロ大統領が米国当局に拘束、さらにイランでは反体制デモが再び燃え上がった。いずれも長年、反米・反西側という共通の軸で北朝鮮と友好関係を築いてきた政権・国家である。これらの出来事が示すのは、「反米で結束する権威主義の連帯」がいかに脆弱かと