今年は連日、クマの出没が報じられた。出没回数は年によって大きく変動するものの、2025年11月現在の速報値で年間の死亡事故が13人というのは近年異例の多さだ。人里における人とクマとの距離は、いったいどうなっているのだろうか。 そんな状況のなか、クマ対策においてNPO法人ピッキオは一貫して「人の安全を守ること」と「クマの野生を保つこと」の両立を目指し、確実な成果を上げているという――。(本文:石川末