今から15年前、日本航空(JAL)は会社更生法の適用を申請し倒産した。しかしわずか2年8ヶ月後に復活(再上場)を果たす。この驚くべき企業再生は、法的整理という「外科手術」と、瀕死の組織に魂を注入する「漢方療法」の二つが絶妙に融合した奇跡の事例であった。前者を主導したのは「修羅場の王」と呼ばれる倒産弁護士・瀬戸英雄。後者を主導したのが「経営の神様」稲盛和夫である。この二人を中心にJALの死と再生をめぐる壮絶な